秋から本格的に保活スタート!働きたいママが今すぐすべき3つのこと
2.見学必須園や「早い者勝ち」の認可外は早めにチェックを
認可園の中でも、私立園の場合や、特色の強い園の場合は「見学必須」としている園があります。この場合、事前に見学をしていないと申し込みを受け付けてくれない園も。また、見学もいつでもよいのではなく、指定の説明会の日に出席をしないといけない園もあります。日々の育児で忙しいと、つい見落としがちになってしまう情報ですが、まずは自治体の入園申し込みの手引きを早めに取りよせ、熟読しておきましょう。
一方、認可外園の入園申し込みは、申し込み順となっている園も多いです。この場合は、働いている、働いていないや、勤務時間に関係なく、単なる早い者勝ちでの受付になります。夏以降どんどん席が埋まっていきますので、気になる園がある場合には早めに見学に行き、気に入った場合は席の確保をしておきたいですね。ただし、確実な席の確保は「認可園を申し込まない場合のみ」としている園もあります。
認可園を同時に申し込みする場合には優先順位を下げられててしまう場合があるため、園のルールをよく確認し、場合によっては認可外園を単願にする必要がありますね。
3.激戦区では「入園希望理由」で思わぬ差がつくことも
最後に、激戦区の保活で入園申し込み前にやっておくべきことは、「入園希望理由欄」に記載することをしっかり考えておくこと。
私は実際に子どもの保活に失敗し、区役所に「なぜ入園できなかったのか」を聞きに行きました。私の住む自治体は超激戦区と言われていて、私もフルタイム、両親同居なしで点数は満点だったはずなのに入園不可。窓口に出向き、お迎えが間に合う園が1つしかないこと、両親が病気で育児の手助けが得られず、保育園なしでは働けないこと、復帰しないと退職になることなど、入園できないと困る理由を説明。しかしそれらは、入園希望理由欄には記載していませんでした。理由欄はとても小さく「復職したいため」と、簡単な理由を書く程度のスペースしかなかったのです。
しかし、職員の方から「もしも今回のように入園希望に際して伝えたいことがある場合は、別紙を付けてもいいんですよ」という言葉をいただきました。
激戦区での選考では、同ポイントの人が複数いる中で選考するため、より明確に入園しなくてはいけない理由を提示している人を選ぶこともあるのだそう。
「入園したいのでどうかお願いします」