おうちリトミックで引き出そう! 子どもの“第6感”
と交互に突き出す動き。相手の動きに合わせて、自分の力を調整できるようになります。静かな動きと激しい動きを交互に繰り返すことで、「そろそろ激しい動きがくるぞ」とワクワクし、集中力もアップします。
例えば…電車内で:サイレントグーパー遊び
リズムよく両手をグーパー。ゆっくり・すごく速くなど、速さに変化をつけて飽きさせないように。慣れてきたら「左手はグーのまま、右手だけグーパー」「チョキやパーでやってみる」などレベルアップを。おうちでも楽しめますが、声を出さないで心の中で音を反復させる力も付きますので、静かにしてほしい場所での手遊びにお薦め。
最後は「にぎにぎにぎ~っ、ぱっ!」で開いてフィニッシュ。
必ずできる動作で楽しく終わると、「またやりたい!」という気持ちにつながります。
おうちリトミックを親子で楽しんで!
私たちは音楽が聞こえてくると、自然にリズムを取ったり体を動かしたりします。音楽に合わせて体を動かす楽しさ、喜びこそが豊かな表現力を生みだします。「音楽はちょっと苦手」というママでも大丈夫。ママが楽しんでいる、その心の動きが子どもに伝わり、「音楽って楽しい」と思えます。親子で楽しみながら“第6感”を鍛えていきましょう。
おうちリトミックのおやくそく
● 一度にたくさん詰め込み過ぎない
まず、一つの遊びがきちんとできるようになってから、新しい遊びを加える。● 子どもの好きな曲やママの歌で
CMソングやアニメソングでもOK。
親子で楽しくリズムにのって。
● はだしでトライ
手足の先には、すべての神経が集まっています。はだしで足の裏にも刺激を。
● できる動作でフィニッシュ!
できないことが続くと嫌になってしまいます。最後は子どもが喜ぶ楽しい動きを。
巻頭特集監修/西東桂子さん(あんふぁんサポーター)illustrationKOTO Michiyo