幼児期からのお手伝いは遊び感覚とママの広い心で習慣化できる
我が家には、現在小学校4年生、1年生、年中、2歳の子どもがいます。
「子どもがたくさんだと家事も大変でしょう?」とよく言われるのですが、実は周りのお母さんたちよりかなり楽をしているのではないかと自負しております。それは、子どもたちが大きくなるにつれ、家事を上手に手伝ってくれるようになったからです。子どもたちがお手伝いをするようになったプロセスを紹介します。
我が家のお手伝いは2歳から!
我が家では、2歳になるころから子どもたちにお手伝いをさせています。2歳になるとお洋服の脱ぎ着ができるようになりますし、お皿やモノを運んだりする力もついてきますよね。その段階で、「一緒にやろうか」と声掛けし、子どもが乗り気の時に、小さなお手伝いをさせることから始めました。やってみて、できた時には大げさに「すごーい!」と喜ぶと、またやろうかなと子どもは思うようです。
そうやって、少しずつお手伝いをしてきた子どもたちは、小学生になった今では、時間があれば学校に行く前に掃除機をかけることもあります。ときには洗濯物を取り込んで畳む、洗濯物を干すなども行ってから登校します。
これは小学校に入っていきなり始めたのではなく、幼稚園時代からコツコツと習慣化したもの。
できる家事を少しずつ手伝うことを続けていった子どもたちは、今では大きな家事戦力です。4年生の長女は、今では、風呂掃除、洗濯物関係、食器洗い、掃除機、拭き掃除などしっかりとこなせる家事が増え、母である私は子どもたちが時間的にできなかった家事だけするというスタンスなので、時間的にもゆとりが増えました。
年齢で見る!子どもがお手伝いをできるようになるステップ
●2歳
2歳ごろではタオル畳み、ハンカチ干し、靴並べ、雑巾がけができるようになります。この時期は興味のあることを真似しているだけで、遊びの一環です。小さな子どもって何でも真似したがりますよね。
私がした工夫は、少しでもやってみたそうなときには、上手にできなくてもやらせてみること、そしてそれがきれいに畳めなくても、上手にタンスにしまえなくても親がやり直してあげることをせずにいたことです。おかげでタンスがぐちゃぐちゃな時期も多かったですが、割り切って子どもに任せたおかげで、子どもの「できた!」という満足度は高かったようです。
2歳児の洗濯干しは芸術的です
●3歳~4歳
3歳を過ぎると、洗濯物は大きなものでなければだいたい干せるようになりました。