上の子どうする?2人目以降の産院選びで意識したい4つのポイント
筆者には4人の子どもがいます。これまでに助産院、個人病院を経由しての総合病院、助産院にお願いしての自宅出産を経験してきました。2人目以降の出産もこれまでと同じ産院でと考える方は多いと思いますが、大きく違うのは「上の子がいる」ということ。筆者の体験から、産院選びのポイントを紹介します。
産後、上の子と一緒に過ごしやすいかどうか
妊娠中の通院は何とかなっても、産後の入院中、産院が遠いと会いに来てくれる上の子や夫が大変。
さらに、上の子がいる場合には、面会時間が限られていたり、ほかの妊産婦さんと同室などの場合は子ども連れで面会しにくいといったこともあるかもしれません。そのため、「近くて通いやすい」はもちろん、上の子とも一緒に過ごしやすい産院かを検討するのがポイントです。
私が通った総合病院の場合、夫の立ち会い出産はOKでしたが、上の子の立ち会い(入室)はお断りということを出産当日に知ったという失敗があります。
お産が予定より早かったため、子どもを預けられる人もなく、子どもも夫も立ち会いできないまま過ごす羽目になりました。
これに対して、多くの助産院では上の子と一緒に過ごすことにも寛容で、産後にも家族で泊まることが可能な場合も。助産院はしっかりケアしてくれる実家のような感覚で過ごしやすい場所です。
次に、助産師さんが自宅に来てくれ、出産から産後まで自宅でケアしてくれる自宅出産。これは上に複数の子どもがいる場合、大変ありがたいものでした。さすがに産後すぐに動き回ることはできませんが、産院までの往復、小さな子も離れて過ごすということがないために家族が安心して過ごせました。
検診での通院や先生との相性はもちろん、出産時や産後の入院時のことは1人目の時以上に配慮したいポイントです。
上の子をがいるからこそ、確認したいこと
1)家から通いやすい場所か
・上の子を連れての検診の際に通いやすいかという面はもちろん、産後の面会に家族が通いやすい場所かということも考えておくとよいでしょう
・助産院:3、4回ほど提携先の病院にて採血などの検査を中心とした検診を受ける必要があります。
妊娠中や出産時にトラブルがあった場合に受け入れ先となる病院なのでその場所も要チェックです
・総合病院:受け入れ態勢が充実していて、妊娠以外の不調の時にも子どもを連れていろいろなケアが一回で済ませられるというメリットもあります。