子育て情報『留学する可能性も!?子どもが産まれたら考えておきたい、大学進学にかかるお金』

留学する可能性も!?子どもが産まれたら考えておきたい、大学進学にかかるお金

もし自分の子どもがアメリカの大学に留学するなら、生活費と合わせて年間350万円くらいは見越しておいたほうが良さそうです。

日本の大学と比べると…?

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海外の大学と日本の大学を比べると、どれくらいの差があるのでしょうか?日本の大学の学費・生活費の年間平均額を調べてみました。

・国立大学
学費/64万7700円生活費/85万1700円(合計149万9400円)

・公立大学
学費/66万6300円生活費/75万6600円(合計142万2900円)

・私立大学
学費/136万1600円生活費/61万6600円(合計197万8200円)

<独立行政法人日本学生支援機構『平成26年度学生生活調査報告」より抜粋>

私立大学に行った場合、学費+生活費の年間平均額は約200万円。こうしてみると、日本の大学も海外と変わらないくらい高いですね。

筆者が参加した育児支援センターのマネー講座では、「子どもが大学に入学する時点で500万円の教育資金を目標に準備しましょう」と言われました。
私立大学の学費が4年間で約544万かかるとすれば、9割くらいカバーできる金額です。

留学する場合、アメリカ以外の国でも大学によっては生活費と合わせて年間300万円ほどかかります。3年制の大学だとすると、総額900万円くらい。
そのうちの9割を入学前に準備するなら、約800万円もの教育資金が必要です。

海外にも奨学金制度はある?

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子どもの教育資金が足りない…!そんなときに利用できるのが奨学金制度。子ども自身が返済主となり、卒業後に返済するのが大まかの仕組みですが、海外にも同じような制度が存在します。

筆者の夫もイギリスの奨学金制度を利用して留学しましたが、物価の高いイギリスでは生活費が高額になるため、大変助かったそうです。
夫は大学卒業後にすぐ日本に移住しましたが、日本の金融機関を通じて特にトラブルなどはなく、返済することができました。在学中は利息がつかないタイプ、在学中でも利息が上がっていくタイプなど国によって主流となる奨学金制度が異なるため、実際に利用する際には調査が必要。

将来、子どもがどのような進路を希望するのかは分かりません。その時になってあたふたしないよう、今からコツコツと準備しておくことが大切です。
さまざまな可能性を視野に入れて、教育資金のことを考えておきたいですね。

<参考資料:StudyLink>
https://studylink.com/articles/how-much-does-it-really-cost-to-study-abroad/

<参考資料:独立行政法人日本学生支援機構>
https://www.jasso.go.jp/about/statistics/gakusei_chosa/2014.html

<文:フリーランス記者奥 汐紀>
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