子育て情報『お弁当作りが苦痛?シンガポール流を知って気が楽になった!』

お弁当作りが苦痛?シンガポール流を知って気が楽になった!

だってお弁当作りって働いている人にとってはとても大変なことでしょう」。
時間にも体力にも限界があるからこそ、長く続けるために無理をしないのだと彼女は言います。「私の場合、月曜日は必ず作る、週何回作る、など娘と約束をして作っているけれど、体力的に、あるいは仕事が忙しい時期などは作らないこともしばしば。作ってもエッグタルトや菓子パンなどベーカリーで買ってきたものを入れることもあるし、ちょっと炒めるだけ、蒸すだけ、のような簡単な料理しかしない」とのこと。あとは学食で買って食べればいいので、必要以上にがんばらないのが彼女流です。

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仕事を通じて知り合った、敏腕ワーキングママのアンジェリン。日本文化のこともよく知っていて、お弁当文化に関しては「日本のママのほうがシンガポールよりもずっと大変だと思う」と話す(写真提供:Angelin)

メモを忍ばせる!コミュニケーションツールとしてのお弁当

そんなアンジェリンの愛用品は、シンガポールで流行っているというお弁当箱『Yumbox』。
汁漏れをしっかり防ぐ仕切りがついていて、大きさや色、仕切りの数もいろいろあるのだそう。
汁漏れの心配がないため、乾燥したものとそうでないものを同じボックスに入れることが可能です。
このお弁当箱、かわいいだけでなくすごく便利そう!仕切ってあるものの、料理した品目がそんなにない場合は、シリアルやスナック菓子をちょこっと入れることもあるよう。「罪悪感?そんなのないない(笑)!むしろ忙しい中、今週も作れた!とうれしく思うくらいよ」という彼女。お弁当に対する考え方がちょっと違うのがわかります。

その最たるものが、彼女のこだわり。お弁当を作るときは必ず、娘に宛てた小さなメモも忍ばせているそう。それは「体育がんばって!」といったメッセージだったり、なぞなぞやジョークだったりと、さまざま。
アイデアがなくなったら『ピンタレスト(画像のブックマークツール)』などをチェックして、おもしろそうなものを見つけます。
これは娘にも大うけで、彼女はすべてのメモをコレクション。「次はなんて書いてあるかな?」といつも楽しみにしてくれているそう。お弁当を通じて「体育大変だった~」とか、なぞなぞの答えについて話し合うなど、コミュニケーションが生まれているのだといいます。

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Yumboxにセットされたお弁当。とてもシンプルだけど、なんだか楽しい!娘の好みを反映しつつ、短い時間にさっと食べられるものを入れている。

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