子育て情報『お弁当作りが苦痛?シンガポール流を知って気が楽になった!』

お弁当作りが苦痛?シンガポール流を知って気が楽になった!

もちろん、作るのも簡単!(写真提供:Angelin)

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このスナック菓子、見たことある……(笑)。汁漏れしないからこそ、こんな荒業(?)も可能!(写真提供:Angelin)

本末転倒だった?お弁当は親子のコミュニケーションツール

ここまで聞いて、筆者は「はっ」としました。アンジェリンはお弁当を作る労力をセーブして、娘が楽しめそうなトピックを探したり、仕事中は目の届かないところにいる娘へのメッセージを書くことのほうに時間を割いている。その結果、お弁当は母子を強く強く結びつけるコミュニケーションツールとなっています。

一方、筆者の場合、お弁当を作る際に考えていることといえばメニューのことばかり。できるだけ品目を増やし、カラフルで栄養価の高いものを、と前の晩から考えて仕込みをしておくなど、一生懸命。もちろんこれも娘のため。喜んでくれるかな、と考えながらの作業です。
でも、実際にお弁当を持たせ、娘が帰ってきたらその感想を聞きますが、メニューに関する話題以外のコミュニケーションはありませんでした。

お弁当は楽しいコミュニケーションツールにすることもできるのに、苦痛にすら感じていた筆者。力を入れるべきポイントはそこ(メニュー)じゃなかったのだな、と気づかされたのです。

この夏休み、また1か月ちょっとのお弁当作りライフが始まります。しかし今年は無理をせず、辛いときはお弁当作りをお休みしてコンビニなどに頼ってもいいかな、と思います。メニューに頭を悩ませる時間を、娘が好きそうななぞなぞやジョークを考えることにあててみます。

試しにちょっと考えてみたら、娘の笑い声が頭に響いて、それだけで幸せなひとときになりました。

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アンジェリンがよく参考にするという、Yumboxの代理店を運営する友人のインスタグラム。
豪華で驚かされるものもあれば、本当にシンプルなものも。「どんなお弁当がすばらしいか」ということよりも「作った」というところにポイントが置かれているのがいい!(写真提供:Angelin)

<文・写真(特記以外):フリーランス記者岩佐 史絵>
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