夏休みのイライラから抜け出すコツは…ママの心のケア方法3選!
夏休みまっただ中。最初はなんとか頑張っていたけれど、そろそろ息切れしてきた…というママたちも多いのではないでしょうか?夏休みのように子どもと接する時間が多く、日常業務の他にもこなさなくてはならないことに追われてしまいやすい時は、ママの心が疲れて「育児、楽しくない…」と感じてしまうことも。
今回は、心理カウンセラーの筆者が、夏休みをはじめとする「ママの繁忙期」に、ママの心をケアするおすすめの方法を3つご紹介します。
1.片付けをがんばらない
子どもが家にいると、それだけで家の中は、どうしても散らかりがち。
エンドレスでおもちゃを出されたり、まとまった時間がなくて日常の掃除さえもうまくいかなくなったり。「片付けしなくちゃ!」という気持ちが大きくなればなるほど、掃除や片付けがママの心の負担をかなり大きくしてしまうことに…。
当然、子どもに対して大きな声で、「片付けなさい」と言いたくなりますが、そこはぐっとガマンして!
「子どもに“片付けなさい”と言う→思いどおりに片付けてもらえない」というサイクルを繰り返すことは、自分の声で自分をイライラさせてしまうことにつながります。子どもも、「片付けなさい」と言われると「えー…」とやる気がなくなるものです。
まずは「片付けなさい」ではなく、「片付けようか!」「ちょっと箱に入れてくれない?」「誰が早いか競争!」など、柔らかい言葉遣いでお片付けを促してみましょう。子ども側が動きやすい言葉を選ぶことが大切です。
そしてそれは「我が家にとって簡単な方法」で。たとえば散らかったおもちゃは大きな箱にすべて放り込みます。部屋がスッキリしたら、子どもに「うわあ、気持ち良くなったね!」と声がけをして、箱からおもちゃを定位置に戻すのを子どもの担当に。流れが分かれば、子どもがお片付けを修得するいいチャンスにもなるでしょう。
お片付けを頼むタイミングを決めることもおすすめです。たとえば、昼食の前と寝る前の1日2回。
それ以外は、多少散らかっていても良いことに決めれば、ママが気持ちの中で「片付けなくちゃ!」と焦る機会も減り、イライラを軽減することができますよ。
2.学習を一気にやらせようとしない
長期の休みによくあるお悩みの1つは、学習です。未就園児や園児なら、それほどでもありませんが、家族に小学生がいると、ママとしては「勉強させなくちゃ!」と焦ってしまうもの。