「ママ友がストレス」にならないために。初めに押さえておきたいこと
ときに何かの拍子にお茶でもする場合でも基本的には、「情報交換の場」と割り切っての話が多いように感じます。
忙しくもある小学生ママたちは、その集まりが自分にとって必要かや参考になることがあるかを見極めて、懇談会や総会に出席するかどうかを選択をする人もいます。ママ友関係にもそういった傾向が見られるようです。
小学校以降のママ友とは、お互いが情報源と割り切り、効率的なおつき合いがストレスになりにくいかもしれません。
互いにストレスにならない関係性の作り方は?
・節度あるつき合いを心がける
ママ友との付き合い方として、筆者が耳にした例に
・知り合ってたった半年しか経っていないのに「親友」だと公言してきたママ友に思わずひいてしまった
・違う小学校区なのに友だちのいる校区内のイベントに参加したいと無理難題を相談されてやんわり断るとそこからずっと道で会っても無視された
・仲良くしていたママ友が気に入らないことがあったときに直接本人に伝えずに周りのママ友にグチをいい、グチられたママ友からその話を聞いた
など、大人としての品のない言動から、トラブルになったり疎遠になったりという話が多くあります。
これらのことからも分かるように、大切なのは、人としての基本を大切にした節度あるつき合い。「ママ友」だからと構えることはないのです。
人づき合いとして当たり前のことですが、「こうしてほしい」「こうあってほしい」という相手との同意のない思い込みや、「当然そうしてくれるはず」「当然こうあるべき」という依存などは、相手にひかれたり、負担になってしまいます。
それを考えると、「ママ同士は仲が良いけれど子どもは仲良しでない」場合は、子どもなしで親の友人としてつき合えばいいわけですし、「子ども同士は仲がいいけれどママとは気が合わないわ」という時は「仲の良い子の親」としてのつき合いでいいわけです。
ママ友は…子どもが気持ちよく生活するための「応援団」のひとり
ママ友とのつき合いのコツは、子どもが気持ちよく園や小学校生活を送れるための「応援団」としての連携や助け合い、そしてその情報交換の相手としてのつき合いをベースに置くこと。そして、「助け合い」の意識がポイントで、送迎や共働作業、一緒に遊ぶ仲間という物理的側面だけでなく、時に悩みやグチを話すことのできる精神的支えとして、お互いが助け合うという気持ちをもっているのが大切だと思います。