2人の子どもは任せておけ!ママを1泊旅に送り出したパパの泣き笑い記録
『最悪、何も食べなかったとしても水分はとれるから何とかなる』とあまり深く考えていなかった」とのこと。
不安感よりも、「とにかく気持ちよく旅行に行かせよう」と考えていたそうです。
旅の当日の過ごし方は?
いよいよ旅の当日。夫の考えた作戦は、「ママが家から出かけて娘が残されるとギャン泣きするので、子どもたちと自分が出かけているうちに、ママに出かけてもらう」というもの。
いつもは連れていかない息子のスイミングに一緒に行くと、娘は待合室でウキウキと遊び始めたそうです。その間に、私は出発。
家に帰ったときはママはいない状態でしたが、そのことに娘は特に疑問は持たなかった様子。そのまま息子と遊んでいたそうです。
夫が気を遣ったことは、機嫌が悪くならないように、いつもより家の中のルールをゆるくすること。たとえば、普段は食べないテーブルで食べてみたり、長い時間は見せていなかったテレビをつけたままにしてみたり。
雨が降っていたこともあり、とにかくゆっくりゆったりと過ごしたようです。特に娘がニコニコしながら遊ぶモノには飽きるまで徹底してつきあったそう。
ママ不在に気づいた娘がギャン泣き!どう乗りきった?
さて、夜ご飯もおわり、お風呂も楽しく無事終了。
そろそろ“寝かしつけ”という未知の時間が迫ってきたときには、さすがに一抹の不安を感じたとのこと。でも、『なるようにしかならないだろう』と自分に言い聞かせつつ、ママがやっているように、寝る部屋に「おやすみだよ〜」と連れて行き、ベッドの上に置いたら…その瞬間からギャン泣きがスタート。一気にすべてを察したかのように、泣きに泣いて約20分が経過したそうです。
初めはなんとかしなきゃ!と、ママの見よう見まねでトントンしたりなどできることはがんばってみたという夫。しかし、娘から手を振り払われ、激しく頭をいやいやと振られ…。『もうパパにできることはないな…』と感じてからは、ただただ見守りに徹することに。真っ暗な部屋の中で触らず話しかけず、ベッドから落ちないように見守ること、1時間…。そのうち娘が泣きつかれウトウトしてきたときは、声を殺してガッツポーズ!
娘には「お母ちゃんじゃなくてごめんね」と思いながらも、スヤスヤ寝ている姿を見てひと安心。その後も何度か寝ぼけて起きて泣いて、を繰り返したけれど、必殺“見守る作戦”で乗りきったそう。その後は、いつの間にか自分自身も寝落ちしていた、と笑っていました。