子どもを伸ばすには褒めるのが一番!「無条件の褒め」してますか?
これらのケースで褒めるのはもちろん大切。ただ、このように「〇〇を頑張った」ことでしか褒められないと、子どもは「頑張らないと褒められない、認めてもらえない」と思い込んでしまうことも。
こういった条件付きの褒めだけではなく、相手を無条件に肯定する「あなたが大好き」という言葉をたくさん贈ると、子どもの自己肯定感が大いに高まります。
●否定的な言葉はこんなふうに言い換えて
子どものためを思えばこその言葉も、言い方次第では悪影響を与えることも。否定形で話しがちな人は、特に注意しましょう。
・「頑張らなきゃダメだよ」→「頑張ろう」だけでOK
・「靴は靴箱に入れなきゃダメでしょ」→「靴箱にしまうとスッキリするね」
・「今から用意しておかないと、明日の朝間に合わないよ」→「今から用意しておけば、明日の朝は余裕だね」
どのケースも、後者のように言われた方がすんなり受け入れられます。
●やりたいことを、やらせてあげよう
危険なことと他人に迷惑を掛けること以外は、子どもがやりたがっていることはできるだけやらせてあげましょう。
「そんなことやっちゃダメ」ではなく、「やってみよう!あ、上手にできたね、すごいね」と良いところを褒めてあげて。
自己肯定感アップと共に、物事を主体的に考える思考も身に付きます。
●子どもができないときはやってあげよう
例えば、どんなに注意してもお片づけができない…。そんなときは、いっそママが片づけてしまいましょう。
叱ってばかりだと「片付けのできない僕のこと、ママは嫌いなんだ」と、自己肯定感が下がってしまいます。
ママが片づけてあげることで、自分ができないことをやってくれているママのことをもっと好きになりますし、片づいた状態は子どもの頭にインプットされます。
「やってあげると自立できない」という話をよく耳にしますが、最新の心理学では「叱り続けるより、気持ちよくやってあげた方がかえって自立できる」と言われています。
● 「ステキな絵を見せてくれてありがとう」「できると信じていたよ」など、褒める+私の気持ちを伝えるようにしています。(*macchi*)
● 「一番早くできたね」ではなく、「最後までよくできたね!」など、褒めるときは周りと比べないようにしています。(こりんぬ)
● 子どもが得意げに報告してきたときは、たくさん褒めて話を聞く。聞く時間がないときでも、笑顔だけは忘れないようにしています。