2人目出産時に長男が狂暴化!わが家が1カ月で乗り越えたある方法
睡眠不足が解消され少しずつ暴れることはなくなりましたが、わがままは続きました。
1番困ったのは、ご飯を食べないこと。元々少食で、妹が産まれる前までは、ほめたりおだてたりの声かけでご飯を完食していたのですが、産後は数口食べると遊びだすようになってしまいました。
食事は、実母が息子のために工夫して作ってくれているにも関わらず、ほとんど食べない。それどころか「早く遊ぼう!」と大人の食事の時間をジャマするのです。
常に「かまって」状態で、大人みんなが息子に振りまわされ、ヘトヘトに。実母に至っては数週間で3キロ痩せるほど!
これではまずいと思い、早めに実家から自宅に戻り、息子のケアを徹底して行うことにしました。
ケア方法1まずはわがままを全部受け止める
息子はもともと、いいこと・悪いことといった「生活のルール」はわかっている子でした。
今はそれを守る心の余裕がないだけ。そう考えた私は、息子が満足するまでわがままをさせることにしました。
テーブルからジャンプしても、布団をぐちゃぐちゃにして遊んでも、ケガしなければOK!
ご飯は残されてもイラっとしないよう、あえて頑張って作らず簡単なものを。そして少ししか食べなくてもいいように、おやつに栄養がとれる物を用意しておきました。
遊ぼうと言われればできる限り対応しました。…といっても、私は時々相槌をうつだけ。赤ちゃんの世話をしながらでも、横になりながらでもできるのでラクにできます。
この時期、息子にとっては「無理」「ダメ」と拒否されないことがなにより大事と思って対応していました。
「赤ちゃんが産まれても、あなたが大切で優先にしたいと思っている」と伝えるために、赤ちゃんの世話で息子の要求を断る時は、「今オムツを替えてくるけどいい?」「ミルク飲ませる間だけ待ってくれないかな」と何をするのか具体的に伝えたり、「待っていてくれてありがとう」「優しいお兄ちゃんでよかった」と大げさなほどほめました。
ケア方法2ヒマな時間を与えない
もうつとつ心がけたのは、遊びを充実させて、モヤモヤした気持ちを発散させること。
当時ハマっていたブロックを買い足したり、空き箱でキャラクターになりきる剣を作ったり、新しい物で気を引きました。真夏でしたが比較的涼しい朝や夕方には、息子のお気に入りの公園へ。夫が休みの日はパパと息子2人で午前も午後も公園で虫とりを。
また散らかった家でも呼べる親しい友人や親戚にはどんどん来てもらい、息子と思いっきり遊んでもらいました。