絵や文章に残すことでストレス発散になり、その場はすごくイライラしたことも客観的に見てみると、大したことじゃないと思うことができました。
写真や動画も子どもの機嫌のいい時はたくさん撮影していますが、大変な瞬間は写すことができないので、貴重な記録になっています。
子どもと一緒に振り返るとほっこり
この子育ての苦労がつまった日記には、こんな利用方法があります。
例えば、息子が「ボクより妹の方がママから手をかけてもらっている」といじけ気味の時。
先ほどの反り返って泣くイラストを見せたり、日記に書かれている息子と一緒に過ごしたエピソードをいくつか話しました。
イラストには大笑いですが、エピソードを聞いているうちに、恥ずかしそうにしながらも、これまでたくさん手をかけてもらったことが分かったようで、「ママ~ありがとう」と満足そうに言ってくれました。
また、娘はイヤイヤ期から抜けたばかりなのですが、イヤイヤ期真っ盛りのころのこのイラストを見せると、「本当にこんな顔してたの?!もうできないよ~」と、顔マネをして照れ笑いしていました。
今でも育児の中で大変なことは多々ありますが、こんなにグズることはすっかりなくなったので、子どもの成長を実感し、私自身もこの時期を乗り越えてきたことを誇らしく感じることができました。
気軽に適当に書きためればOK
1冊のお気に入りの日記帳があれば、日記をつけるモチベーションが保てると思います。100円ショップに1ページに2日分書き込める日記帳が売っていたので、私はそれを購入しました。
しかし、もともとおおざっぱな性格のため、毎日コツコツ書くのは苦手。「家族が順番に熱を出した」「夏休み中、ずっと子どもと一緒でイライラネタ満載」など、長い文章を書きたい時には日記帳を使いますが、ちょっとしたことはスケジュール帳のスミに書き込んだり、レシピノートに落書きのように描いてみたり。
息子が保育園に通っていたころは、毎日の先生とのやりとりをする連絡帳に、息子の行動で困ったこと、笑ったことなど、逃さないように書いていました。そのためその間の日記は一切ありません。
このように、気軽に適当に、ゆる~く続けてきている手書きの子育て日記ですが、読み返すと意外と忘れてしまっていたことが多く、日記を読まなければ思い出すことができないことも。
書きためてきて本当によかったと思っています。