子育て情報『ちょっとの工夫でこんなに違う 子どもの気持ちを切り変える言葉かけ』

2020年10月17日 11:10

ちょっとの工夫でこんなに違う 子どもの気持ちを切り変える言葉かけ

「あなたなんかいらない」というような、子どもを全否定する叱り方をすると子どもも引きずりがちです。
もし言い過ぎてしまった場合は、「ママが間違っていた、ごめんね」ときちんと謝りましょう。
親の謝罪は、子どもが気持ちを切り替えるきっかけにもなります。
そして、完璧にできていなくても、少し良くなった部分を認めてあげると、子ども自身に対する信頼感が深まり、次はもっと頑張ろうと感情をコントロールする意欲が高まります。

[例]「この間より短い時間で泣きやめたね!」「幼稚園のお支度、昨日よりテキパキできたね」など、小さな成長もどんどん褒めてあげましょう。

case.3
自分の思い通りにならない・こだわりが受け入れられなくて不機嫌に

生まれたばかりの子どもはとにかくかわいいもの。
だから、好きなようにさせてあげないと傷つけてしまうのでは?と必要以上に丁寧に扱ってしまうことがあります。
そうすると基礎的なしつけができず、感情を切り替える機会を得ないまま、園生活に突入してしまいます。

結果、自分の思い通りにいかないことに子ども自身も折り合いがつかず、気持ちの切り替えがスムーズにできないことも。
我慢を体験せずに育ってしまうと、ママ自身を追い詰めてしまうことになりかねません。
子どもが負の感情を持つことをあまり怖がらないようにしましょう。

[例]「遊びたい気持ち、分かるよ。楽しいもんね。でも今はこれをする時間だよ」と、まずは受容する言葉を掛け、でも譲れない部分では毅然とした態度は崩さない。
→「じゃあ、今ママの言うことを聞いて褒められるのと、聞かないでずっとママがプンプンしているのと、どっちがいいかな?」「今日頑張って遊びをやめておうちに帰れたら、明日もこの時間に遊びに来られるよ」など、選択肢を与えて子どもに選ばせましょう。自分で決めた!と言う感覚に落とし込めると、子どもは行動に移しやすいです。


case.4
生理的欲求(食欲・睡眠欲など)が満たされないと、怒りだす

大人であっても、睡眠を削られればイライラしますよね。
生理的欲求が原因で悪くなった機嫌は、その欲求を満たしてあげないことには変えることは難しいもの。
だから、そのような状況に陥らないよう工夫するしかありません。
お腹が空くのが予想できる時間に子どもをおでかけさせるのならば、その前にごはんを食べる、などです。
また、規則正しい毎日を過ごしている子の方が、機嫌が良いという研究結果もあり、就寝時間が遅いとぐずりがちになる傾向も。

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