一斉休校中の過ごし方に関する保護者500名アンケート。7割以上が子どもの運動不足に悩み
編集部:学研キッズネット編集部
総合教育サービス事業を展開する株式会社やる気スイッチグループは、新型コロナウイルスの感染拡大防止のための学校の一斉休校期間中の過ごし方に関して、やる気スイッチグループのスクールに通う生徒の保護者約500名のアンケートを実施。休校期間中に困ったことや不安に感じたことは「運動不足」が全体の7割以上(71.5%)で、最も多い結果となった。
一斉休校で困ったこと・不安に感じたのは子どもの「運動不足」
一斉休校による困ったこと・悩みが「運動不足」と答えた保護者が最も多い結果となった。「運動不足」の次に困ったこと・悩みは、多い順に「生活リズムの崩れ」、「部活や習い事がなくなった」、「自宅学習で集中力が続かない」、「学校で勉強できなくなった」、「楽しみにしていたイベントの中止」となった。
一斉休校時間中の自宅学習について感じたことは、「悩みや不安」が全体の8割
自宅学習の悩みや不安「集中力が続かない・集中できない」(抜粋)
・「小学校高学年はそこそこ自主学習が出来るが、低学年は1時間も持たない」(未就学児・小学校1~3年生・4~6年生)
・「(家には)テレビ、ゲームなどがある為、勉強に集中できなかった」(小学校4~6年生)
・「自宅学習では集中力が続かない事を一番感じました」(中学生)
自宅学習の悩みや不安「自ら進んでやらない・自発的にやらない・やる気が入らない」(抜粋)
・「提出しなければいけないものなど、必要最低限の学習のみにとどまり、子供が自発的に学習を進めることは無かった」(小学校1~3年生)
・「学校から配られたプリントを自主的にやれるものではない。学習時間が極端に少なく大変不安に感じた」(小学校4~6年生)
・「こどもの性格によって、やる気と自律が全然違う」(未就学児・小学校4~6年生・中学生)
自宅学習の悩みや不安「学習時間が短くなってしまう」(抜粋)
・ 「学校では一通り新しい単元は終わっていてまとめの時期だったので良かったが、家ではせいぜい15分ほどしか集中できない。漢字ドリル1枚と算数ドリル1枚が精一杯」(小学校1~3年生)
・「ドリルなどを購入し、取り組ませたが、学校のように長時間勉強させるのは困難」(小学校1~3年生)
・「学校に行っているぶんの学習時間を確保することは難しいので、勉強時間は極端に減り、先が不安です」