と一言で言っても、国による基準を満たし、認定を受けた「認可保育園」と、認可ではない「認可外保育園」の2種類があることをご存知ですか?
認可保育園は、原則として保護者が仕事などの理由で保育ができない家庭の子どもが入園対象です。
敷地も広く、遊具や遊び場も備えられていて、保育士の数も最低数が定められています。
公の第三者機関による監査もあり、安全性が高いとされています。
世帯の所得を基準に保育料が決まりますので、家庭によって月額の保育料が異なることも特徴です。
保育料の面でもハード面、ソフト面でも、認可保育園は人気があり、入園の倍率も高いため、地域によっては希望してもなかなか入れないこともあります。
一方、認可外保育園は、その規模が小さく、遊び場や保育士の数などが十分でないケースも多いようです。
ママが専業主婦であっても、枠さえ空いていれば子どもを入園させることも可能です。
しかし、その世帯の所得に関係なく、保育料は一律で認可保育園に比べて割高となっています。
しかしながら、土日にも子どもを預かってくれたり、保育時間の延長などフレキシブルに対応してくれたりするので便利という声もあります。
保育園見学のポイント
厚生労働省は、保育園の入園希望を出す際は、事前にしっかり見学をし、以下の点をポイントに希望園を決定することを勧めています。
・働き方に合っているか (預かり時間が何時まで延長できるか。年末年始や土日の保育はあるかなど)
・園児たちの様子 (表情豊かか。元気に声を出しているか。赤ちゃんが静かに眠れるスペースがあるかなど)
・先生たちの様子(人数は十分か。子どもたちと目線を合わせてかかわっているか。保育士資格を持った人が何人いるか。
年齢層に偏りはないかなど)
・園、施設の方針 (教育方針はどうか。外遊びの頻度はどうか。清潔かどうか。給食の献立の栄養バランスは取れているか。連絡帳などでの家庭とのコミュニケーションは十分か。災害に対する備えがあるかなど)
・周辺環境 (近くに公園があるか。風俗店などいかがわしい店がないか。交通量が激しくないかなど)
児童館などで、実際に子どもを保育園に通わせているママや、同時期に保活をしているママとコミュニケーションを取りながら情報収集してみましょう。
役所への対策は?保育園入園審査の基準となるポイントをあげるためには?
保育園入園審査に際しては、各自治体ともに優先順位は各家庭の状況(フルタイム就業かどうか、同居家族がいるかなど)