2016年8月9日 14:00
息子だけではなく、自分のためにも。「助けを求める」という勇気
今は落ち着いて過ごせていますが、そんな年頃になれば私と衝突することが増えて、また居場所がなくなってしまうかもしれません。
息子がそのような状態になれば、私のほうも今以上にストレスを感じ、親子関係が悪くなってしまう可能性があります。
息子の将来のために、そして自分のために、今の私ができることは何だろう?
考え抜いた末、
「今のうちに、息子と信頼関係を築いてくれる親以外の人と、息子との関わりをつくっておこう!」
ということに行き着きました。
自分の思春期を振り返っても、だんだん親には素直になれなくなり、むしろ他人の方が自分の話をしやすく、意見も聞き入れられたような気がします。学校に行っていない息子がそうなったとき、支えになる親以外の存在が必要だと考えたのです。
息子が、積極的に外へ出る機会を自らつくることは、おそらくまだ難しいでしょう。
ですが外に出るきっかけをもたらしてくれるような人や場所との繋がりさえ私が作っておけば、きっと息子の助けになる日が来るに違いないと考えたのです。それに私も、1人だけでは息子を支える自信がありませんでしたが、他にも息子を見守ってくれる人がいれば、何とかやっていけると思えるようになりました。
息子の不登校を通して、私自身が成長したこと
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10417000176
これまで私は、他人に助けを求めることが苦手で、全部抱え込んでしまうタイプでした。
でもこれは、息子の将来のためにも、自分のためにも必要なことです。これを機に、以前より気軽に周りの人に頼ることができるようになってきました。
自分や息子のことで周りに頼るということをためらってしまうこともまだまだあります。
でも、やはり私一人の力だけでは限りがあります。それに、私がいないところで息子が困ったとき、助けてもらえるようになって欲しいのです。ドキドキしてしまうこともたくさんありますが、周りの人たちにも助けてもらいながら、これからも息子と一緒に前を見て歩いて行きたいと思っています。
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