子育て情報『「同僚はADHDかも?」今日からできる職場での4つの工夫とADHDの特徴』

2016年9月9日 11:37

「同僚はADHDかも?」今日からできる職場での4つの工夫とADHDの特徴

「頭の中が多動」ともいわれるADHDの人は、同時に多くの情報を取り入れるのが苦手。

そのため一度に多くの指示やタスクを与えられたり、長い説明をされたり、作業中に指示を出されると混乱してしまいます。

衝動性というADHDの特性から、人が話している最中でも思いついたらすぐに発言してしまったり、他の人の作業を悪気なく遮ってしまったり…。

ほかにも、順番を待つことを好まない方、並んで待つということに耐えられない方もいます。

計画的に物事を行うことが非常に苦手な一面もあります。

衝動的に行動する事が多くスケジュールがあったとしても、その通りに進めることが苦手な方もいます。

ADHDの人は子どものころはすぐカッとなって暴力的な行動に出ることがありますが、ある程度の年齢になればむやみに感情を爆発させることはあまりありません。しかし、イライラしやすかったり、せっかちな行動をとりやすく、思い通りにならないとすぐにいらだち、対人関係でトラブルを起こしてしまうことがあります。


仕事でトラブルがあった際に上司への報告をしようとする途中で、他のことに気を取られ報告が遅れてしまったり、業務の優先順位を見誤ってしまう事もあります。


職場にADHDの人がいたら、周囲の人はどうすればいい?

ADHDの診断はなくても、仕事をするうえでこのような傾向がある方はもしかしたら多いかもしれません。そんなとき、周りはどう対応すれば良いのでしょうか。

「同僚はADHDかも?」今日からできる職場での4つの工夫とADHDの特徴の画像

出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10161014096

「この資料を整理したら、コピーを3部ずつ取って、○社と△社に連絡して」というような依頼の仕方だと、混乱してすべての仕事が中途半端になってしまう可能性があります。

一つずつ、具体的かつ簡潔な言葉で依頼をするとお互いにスムーズに業務に取り組めるでしょう。ADHDの人は、多くの仕事を抱えると混乱したり、頼まれた仕事そのものを忘れてしまうことがあります。
業務内容をすべて書きだしてもらうことで、今自分がするべきことが分かりやすくなります。

また、マニュアルや指示書などを作ると視覚的に手順を追うことができるので効果的です。


ADHDの人は、目や耳から入ってくる情報が多すぎると気が散って集中できなくなってしまいます。

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