「同僚はADHDかも?」今日からできる職場での4つの工夫とADHDの特徴
本人のデスクをパーテーションで区切ったり、必要なもの以外をデスクに置かないようにするなど、環境を調整することが効果的です。
本人がADHDがあることを自覚しており、また会社にもそのことが共有されている場合は、どんなことが苦手でどのようなサポートが必要なのか、本人と直接相談するのも一つの方法です。
本人も周りの理解を得ることで仕事がしやすくなり、1人で抱えているつまづきを共有してくれるかもしれません。
一方で、特にADHDであると共有されていない場合は、診断の有無を本人に聞くのはなかなか難しいですよね。
まずは「どうすれば◯◯さんは仕事がしやすくなりそう?」と一声かけて、お互いの業務がきちんと完了する方法をさがしてみるのも良いでしょう。
ADHDの特徴と上手に付き合い、本人も周囲も気持ちよく働けるように
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10132111899
ADHDには不注意性・多動性・衝動性の3つの特性がありますが、そのなかでも不注意性の傾向が強い人、多動性・衝動性の傾向が強い人、すべての傾向を持ち合わせている人など、症状や特徴は人それぞれです。
また、ADHDだから仕事ができないというわけでは決してありません。
ADHDの人は、興味があるものに対する情熱、自由な発想、行動力から、研究職や営業職・販売職、独特の感性を発揮できるコンピュータ・プログラマー、CGアニメーター、広告関係、デザイナーなどに向いていると言われています。
本人が自分の特性を理解し、周りともうまく共有しながら仕事をすることで、本人も周りも気持ち良く仕事ができるのではないでしょうか。
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