子育て情報『「幻覚・幻聴がある」統合失調症とは?症状、原因、困りごと、対処法まとめ』

2016年9月23日 19:00

「幻覚・幻聴がある」統合失調症とは?症状、原因、困りごと、対処法まとめ

または他の医学的疾患の生理学的作用によるものではない。
F. 自閉スペクトラム症や小児期発症のコミュニケーション症の病歴があれば、統合失調症の追加診断は、顕著な幻覚や妄想が、その他の統合失調症の診断の必須症状に加え、少なくとも1ヶ月(または、治療が成功した場合はより短い)ぞんざいする場合にのみ与えられる。
(参考文献:日本精神神経学会/監修 『DSM-5 精神疾患の診断・統計マニュアル』 2014年 医学書院/刊p.99-100)

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統合失調症のプロセス

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統合失調症にはいくつかの段階があります。それは時間の経過とともに症状や程度が少しずつ変化するからです。一般にうつ症状と似ている前兆期に始まり、興奮の激しい急性期、落ち込みの激しい消耗期を経て、回復期へとむかいます。

■前兆期
焦りと不安を感じ、感覚が過敏になったり気力がなくなる症状が現れます。例えばいらいらしたり、忘れっぽくなることなどが挙げられます。また頭痛や食欲減退が生じることもあり、身体の不調が起こり始めます。


■急性期
幻覚や幻覚、妄想などの、統合失調症に典型的な症状が現れます。この場合、光に敏感になることも多く生活リズムが崩れてしまうこともあります。例えば誰かに監視されているような妄想があったり、誰かが自分の悪口を言っているように幻聴が聞こえたりすることもあります。

■消耗期
疲れやすく、集中力がなくなるなどの症状が現れます。神経が消耗することからよく眠るようになります。また子どものような振る舞いがみられる退行が生じることもあります。これはエネルギー不足から生じる症状です。よく眠り、よく休むことでエネルギーを充電しているのです。


■回復期
エネルギーが次第に戻ってくると、治療などにより行動範囲が徐々に広がり、生活意欲が高まります。そこでリハビリテーションにより社会復帰を目指します。しかし社会復帰に向けてがんばるなかで焦りを感じ、状態が悪化する場合もありますので注意が必要です。


統合失調症が生じる要因

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統合失調症はさまざまな要因が複雑に関係しています。

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