子育て情報『障害者差別解消法とは?制定の目的や対象、支援体制などについて』

2016年10月2日 16:00

障害者差別解消法とは?制定の目的や対象、支援体制などについて

そして2013年に「障害者差別解消法」を制定したことで、翌年2014年に「障害者の権利に関する条約」の批准がなされたのです。

http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/jinken/index_shogaisha.html
障害者の権利に関する条約|外務省

http://www.dpi-japan.org/problem/jyouyaku.html
障害者の権利条約|特定非営利活動法人(認定NPO法人)DPI(障害者インターナショナル)日本会議

http://www.wam.go.jp/content/wamnet/pcpub/top/appContents/wamnet_skaisyou.html
「障害者差別解消法」制定までの経緯と概要について|独立行政法人 福祉医療機構


障害者差別解消法における「差別」の2つの意味

障害者差別解消法とは?制定の目的や対象、支援体制などについての画像

出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10132006946

障害者差別解消法に書かれている「差別」には、2つの意味が含まれています。1つ目は「不当な差別的取扱い」という意味での「差別」、2つ目は、合理的配慮が行われていないという意味、すなわち「合理的配慮の不提供」という「差別」です。それぞれについて詳しくご説明します。

「不当な差別的取扱い」とは、役所(国・都道府県・市区町村)や企業が、障害者に対して正当な理由がないにもかかわらず差別をすることです。障害を理由としてサービスの提供を拒否したり、障害のない人とは違う扱いをしたりすることが、この「不当な差別的取り扱い」の中に含まれます。具体的には以下のような例が挙げられます。

・お店に入ろうとしたら、車いすを利用していることが理由で入店を断られた。

・アパートの契約をするとき、障害があることを理由にアパートを貸してくれなかった。・スポーツクラブや習い事の教室などで、障害があることを理由に入会を断られた。

http://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/pdf/sabekai_wakariyasui_p.pdf
リーフレット「障害者差別解消法が制定されました(わかりやすい版)」|内閣府

2つ目は、合理的配慮を行わない、という差別です。「合理的配慮」とは、一人ひとりの特徴や場面に応じて発生する障害・困難さを取り除くために行う、個別の調整や変更のことを指します。

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