2016年10月20日 14:00
不登校の子を「見守る」という支援を。先生に忘れてほしくない4つのこと
子どもがたまに学校に行けたときには、子どもと会うことができて良かったこと、学校で起きた出来事や、楽しかったことなどを伝えてあげてください。
「家でどんな風に過ごしていたの?朝はちゃんと起きれた?ご飯は食べてる?」というように、家庭での過ごし方を質問攻めしてしまうと、子どもは家で過ごしていたことに罪悪感を感じるようになるかもしれません。
「笑顔で見守る」という支援を大切にしてほしい
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10272001819
我が家では、学校に行けないことや、自分が人と違うことを受け入れられずに子ども自身が苦しんでいました。学校を休むことで、心身の健康を取り戻す休養になることもあります。
その場合は、笑顔で見守るという支援をお願いしたいです。
これまで関わってくれた先生の多くが「生徒のために何かしたい。」と支援を申し出てくださいました。
でも、焦って無理に解決策を見つけていくよりも、「見守ってるよ!」という風にあたたかく見守ってほしいのです。
そこから子どもは自分を認められたことで安心し、自然と前に向くようになっていきます。これは、家庭療養してきた子どもを観察してわかったことです。
自宅では穏やかに過ごして元気を取り戻した後、そこからもう1度周りとの関わりを持つよう前を向くためには、スモールステップの関わりが必要です。
言葉を発信する前に、まず子どもの心身の状態を考慮していただき、子どもやその親御さん達の想いに寄り添ってもらえますよう、切に願います。
GW明け、学校に行きたくない!?きょうだいの登校渋り、それぞれの理由と親の対応方法は【専門家のアドバイスも】