子育て情報『言語療法・言語聴覚療法とは?言語療法の対象となるのはどんな人?具体的な方法、費用について紹介します』

言語療法・言語聴覚療法とは?言語療法の対象となるのはどんな人?具体的な方法、費用について紹介します

その原因は、耳の聞こえに関する問題や、言葉の理解に関する問題、または、発達障害や知的障害など脳の機能に問題がある場合、または、ただ言葉が出るのが遅れているだけなどさまざまな場合があります。

言葉が遅れるパターンは大きく分けて2通りあります。ひとつ目は、その子の言葉を獲得するスピードが「ただ遅いだけ」というものです。子どもの成長のスピードは個人差が大きく、その場合、乳児期の時点では言葉が遅れていても、年齢が進むにつれて、遅れが目立たなくなることも多くあります。

もうひとつは、発達や聴覚に障害のある可能性があり、その兆しとして言葉が遅れる場合です。この場合には、治療や発達を促す療育的なトレーニングを受けることになります。

言語療法では、発音や発声に関する障害もリハビリの対象とします。声帯や舌、唇などを使う動作や、音を作り出す体の器官がうまく機能しないことにより起こります。
これらの障害は、身体の部位が物理的に損傷を受けて起こる後天性のものと、先天性のものがあります。発声や発音の問題は、子どもの言葉の遅れに関わることもあります。

■声の障害
大きな声が出なかったり、かすれ声になってしまったります。

■発声の障害
例えば、「さかな」というところを「しゃかな」と言って、「さ」が「しゃ」という別の音に置き換わってしまったり、呂律(ろれつ)が回らなくなったり、音が省略される状態を指します。

■吃音(きつおん)の障害
同じ音を繰り返したり、言葉が円滑に出ずに詰まったりすることを指します。例えば、「みみみみかん」と同じ音を繰り返したり、「みーかん、」音が引き延ばされたり、「・・・・・みかん」など、言う言葉がとっさに出てこず、詰まったりします。

言語療法では、口腔の機能、つまり食べることに関する障害も改善できます。食べることに障害があると、食べ物が肺に入っておこる肺炎や食べ物による窒息など生命に危険を及ぼす可能性のほか、低栄養による体力・免疫力の低下が起こった結果、食べる喜びも失われます。


また、言語聴覚療法の場合には、難聴などの「聞こえ」に関する疾病や障害のリハビリも行います。http://www.aijinkai.or.jp/reha/rehabili/gengo.html
言語療法科|社会医療法人 愛仁会 リハビリテーション病院


言語療法は具体的にどんなことをするの?

言語療法・言語聴覚療法とは?言語療法の対象となるのはどんな人?具体的な方法、費用について紹介しますの画像

出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11038021182

言語療法は、主に専門家である言語聴覚士(ST/Speech-Language-Hearing Therapist)

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