子育て情報『うつ病(大うつ病性障害)とは?単なる気分の落ち込みとの違いは?症状や原因、発達障害との関わりまとめ』

2016年11月12日 18:44

うつ病(大うつ病性障害)とは?単なる気分の落ち込みとの違いは?症状や原因、発達障害との関わりまとめ

しかし、多くの医療機関においてその有効性が確認されており、日本においても保険の適応となっています。

以前は治療の過程で生じる全身のけいれんが骨折などの怪我につながるリスクがありました。しかし、1980年代頃から施行されるようになった「修正型電気けいれん療法(m-ECT)」では麻酔科医の同伴のもと麻酔薬及び筋弛緩剤を投与し、けいれんを防ぐことができます。

治療を受けることができる医療機関は必要な薬剤や人員の確保ができる病院に限られるようです。

http://kompas.hosp.keio.ac.jp/contents/000315.html
うつ病l 慶應義塾大学病院

うつ病(大うつ病性障害)とは?単なる気分の落ち込みとの違いは?症状や原因、発達障害との関わりまとめの画像

出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10161003046

うつ病の治療には時間がかかることも多く、場合によってはそれなりのお金もかかってしまいます。

医療費については、個人の症状に合わせて治療が行われるため、一概には言えませんが、うつ病で初診の際にかかる費用は、診療費と薬代を合わせ、大体1万円前後というのが平均的です。ということは、保険を使わず自費負担の場合は、その全額を支払うことになります。保険を使った場合には、健康保険(健保)では本人は2割負担(2003年4月より3割負担(3~69歳))なので2000円前後、健保家族と国民健康保険(国保)では3割負担なので3000円前後を支払うことになります。
平均的な通院ペースは2週間おきで、薬も2週間分処方されることが多いようです。

2回目以降(再診)は、初診の頃より、薬の処方量が増えることも多く、その分薬代はかかりますが、初診料はかかりませんので、合計の支払金額は若干安くなるようです。

http://www.utu-net.com/utuinfo/01/01.html
このような治療費の負担を抑えるために、経済的な支援をおこなう制度があります。

■自立支援医療制度:
障害のある患者さんに必要な医療を確保し、継続して治療を受けられるように支援することを目的として定められたものです。医療費の自己負担額が原則として1割に減額されると同時に、所得に応じて1ヵ月あたりに支払う金額に上限が設けられます。

■健康保険の傷病手当金(健康保険加入者向け):
病気・ケガのために勤務先を連続して3日間休んだ場合、4日目以降から支給されます。

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