2016年11月8日 16:00
何を聞いても「イヤ!」反抗ばかりの息子と私を救った、コミュニケーション法
また、1度だけ怒りながら投げ合いっこしたこともあります。
その日はどうしても私の気持ちが収まらないことがありました。一緒に遊んで切り替えようと思ったものの、やはり言いたいことを言わずにはいられなかったのです。
私:「どんなに嫌なことがあっても、暴れれば『やらなくて済む』って思ったら、間違いだからね!」と思いっきり強いボールをなげます。
息子:「アタマではわかってるけど無理やねん」ボールが返ってきました。
私:「それでも自分で自分を止められるようにならなきゃ」とまたバシッ。
半泣きになりながら全力で投げ返す息子。ずいぶん強い球を受けられるようになったな、叱ってるのに褒めたくなった、不思議な時間でした。
身体を使ったコミュニケーションは、親子だけのものじゃない
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10567000346
キャッチボールを通じて、息子と少しずつコミュニケーションが図れるようになってきた私は、進級時に新しく担任になった先生にもこのことを伝えました。
「時間のあるときに、息子とボール遊びしてもらえませんか?言葉じゃなく身体で感じるほうが、ぐっと関係を結びやすいタイプです」と。
その後、ゴム縄くぐり、片足立ち、押し相撲など他の遊びも、思い立ったらすぐ、いろいろやるようになりました。遊ぶときは親も本気で競います。お互い運動音痴なので、笑えます。
できないこと、困ることはまだまだたくさんありますが、1つひとつ積み上げていけばなんとかなるかも。難しいボールが取れた時の息子の「どや顔」を見ていたら、そんな気がしてきます。
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