2016年11月21日 20:00
PDD-NOS(特定不能の広汎性発達障害)とは?自閉症やアスペルガーとの違い、診断・支援方法は?
原因はほとんど解明されていません。脂質代謝異常(コレステロールの蓄積)、はしかやウイルスの脳への感染、遺伝性疾患などとの関連がある可能性を指摘されています。
http://www.e-heartclinic.com/kokoro/senmon/cdd01.html
参考ページ:小児期崩壊性障害|ハートクリニックHP
PDD-NOSの発現時期
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10367006832
広汎性発達障害の子どもを持つ親が、言語能力の遅れやこだわりなどの症状から何らかの疑いを持つ時期は、3歳未満が多いとされています。また、1歳半健診や3歳児健診などの乳幼児健康診査で広汎性発達障害を含む発達障害に関する何かしらの指摘があり、その後医師の診断により判明することもあります。
中には子どもの頃に気づかず、大人になってから広汎性発達障害と診断された方もいます。不安障害やうつ病などの気分障害・睡眠障害などのいわゆる二次障害と呼ばれる症状や状態となり、その検査を通して広汎性発達障害に気づく人もいます。
PDD-NOSの原因
特定不能の広汎性発達障害(PDD-NOS)は、その名の通り特定の原因は不明とされています。
現段階では正確な原因は解明されていませんが、脳機能の障害により症状が引き起こされるといわれています。
その脳機能障害は、先天的な遺伝要因と、様々な環境要因が複雑かつ相互に影響し合って発現するというのが現在主流となっている説です。また、かつて言われたような親のしつけや愛情不足といった子育てのしかたによるという説は、医学的に否定されています。
PDD-NOSかなと思ったら…?
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10367004135
上記で述べた症状や特徴などが見受けられる場合、専門家に判断してもらうことをおすすめします。ですが、いきなり専門医に行くことは難しいので、まずは無料で相談できる身近な専門機関の相談窓口を利用するのがおすすめです。
また、1歳半や3歳児健診などの乳幼児健康診査がある場合は、医師や専門家もいるのでその際に相談してみるのもよいでしょう。
子どもか大人かによって、行くべき専門機関が違うので、以下を参考にしてみてください。