子育て情報『子どもの低緊張(筋緊張低下症)とは?フロッピーインファントの具体的な症状、治療法、相談先について』

2016年12月15日 18:51

子どもの低緊張(筋緊張低下症)とは?フロッピーインファントの具体的な症状、治療法、相談先について

同時にてんかんや知的障害を併発する場合もあります。

◇広汎性発達障害・自閉症スペクトラム障害
アスペルガー症候群などを含む広汎性発達障害(『DSM-5』では自閉症スペクトラム障害と診断名が変更されました)のある子どもの中には、身体的発達に遅れが見られる場合もあります。身体的発達の遅れている子どもが、同時に低緊張の状態を見せることがあります。

広汎性発達障害・自閉症スペクトラム障害に関して、その特徴や診断方法が以下のページに詳しく載っているので、ご覧ください。

http://www.neurology-jp.org/sokaitiho/neuro2013/pdf/slide/slide1-1.pdf
筋疾患患者の診察|国立精神・神経医療研究センター病院

http://ci.nii.ac.jp/naid/130005111625
乳児健診で運動発達遅延を指摘されたフロッピーインファントの神経学的予後について


低緊張が心配な場合には、専門家に相談を

子どもの低緊張(筋緊張低下症)とは?フロッピーインファントの具体的な症状、治療法、相談先についての画像

出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11038011484

低緊張かな、と思った場合や子どもの発達について気がかりなことがある場合には、以下に紹介する専門機関に相談するとよいでしょう。

診断や医学的な診察を受けたい場合には、小児科へいくとよいでしょう。運動発達以外にも心配がある場合には、子どもの発達に関する悩みごとの相談にも乗ってくれます。また、子どもの発達に詳しい療育機関などの情報も持っており、地元の専門機関を紹介してくれる場合もあります。
行政や自治体が実施主体となって行っている事業です。子育て中の親子が気軽に集い、交流や子育ての不安・悩みを相談できる場を提供することを目的として各地域に設置されています。無料で相談をすることができます。リハビリを受けたい場合には、ここに相談をしてみましょう。

0~17歳の児童を対象として、育児の相談、健康の相談、発達の相談など、さまざまな相談を受け付けています。必要に応じて、発達検査を行う場合もあり、無料で医師や保健師、心理士、言語聴覚士などから支援やアドバイスをもらうことができます。基本的に予約制なので、あらかじめお住まいの市町村のHPなどを見て確認するようにしましょう。

児童発達支援施設とは、小学校就学前の6歳までの障害のある子どもが主に通い、支援を受けるための施設です。

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