子育て情報『子どもの成長に涙…!不登校の娘のつぶやきに見る、嬉しい変化』

2016年12月30日 11:00

子どもの成長に涙…!不登校の娘のつぶやきに見る、嬉しい変化

先生:「その子は『東大に行きたい』って母親に言ったんです。普通だったら『あんた、学校にも行ってないのに何言ってるの』ってなるでしょう?でもそのお母さんは黙って聞いているんです。これは親の立場では、なかなかできません。」

そう、私は娘がどんなことを言ってきても言い返したりせず、傾聴してきました。

その理由は、私が長い間カウンセリングを受けてきた影響です。
カウンセラーは私に言いました。「僕をテープレコーダーだと思って好きなことを話してください。僕はテープレコーダーだから何も言わないし、誰にも話さないから。」この言葉にとても安心しました。

どの先生も、私が言うことに黙って真剣に耳を傾け、認知が歪んで生活に影響を及ぼしているときだけ、さりげなくものの見方を教えてくれました。
それが本当に心地よく、心を支えてくれるものだったから、私も娘に対し、そうありたいと思うようになったのです。

子どもの成長に涙…!不登校の娘のつぶやきに見る、嬉しい変化の画像

出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10179005320

どうやらそれが、娘には合っていたみたいです。

娘の言葉をジャッジすることなく聞くうち、だんだんと「あの時はこんなことが嫌だった」と学校であったこと、家であったことなど、素直に自分の気持ちを話してくれるようになっていきました。

不登校児というのは、学校に行けないことで悩み苦しんでいます。
それはときに、自己否定に繋がることも。すると、自分を客観視することができずに、どんどん内に引きこもっていきます。娘がこうして自分のことを話せるようになったのは、大きな成長の1つだと私は思っています。

このときの講演会に参加したことで、自分が取り組んできたことやそれまでの子育てに対し、自信が持てた気がします。


親が焦るほど、成長は実感しにくいのかもしれない

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出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11021003914

振り返ってみると、娘が学校に行っていた頃、そして不登校になってから始めの数年は、私は子どもの気持ちより自分の気持ちを吐き出し、押し付けることばかりしていたように思います。

学校に行くことができなくなった娘は、どれだけ辛かっただろうと思います。
それが、娘が過去に言っていた「家にいても休んだ気がしない」

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