子育て情報『お風呂を泣き叫んで嫌がる息子…その理由は「触覚過敏」にあった』

2017年2月2日 11:00

お風呂を泣き叫んで嫌がる息子…その理由は「触覚過敏」にあった


石鹸が痛い!?息子が「触覚過敏」だとは、まだ知らなかった頃…

お風呂を泣き叫んで嫌がる息子…その理由は「触覚過敏」にあったの画像

出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10518000388

発達障害がある人の中には、「聴覚過敏(音に敏感)」や「触覚過敏(肌の感覚が敏感)」がある人もいる、ということはよく知られています。

私が息子の触覚の過敏さを疑い始めたのは、毎日の入浴がきっかけでした。

息子の場合、シャワーを嫌がることはありませんでしたが、少しでも石鹸が身体に残っていると「お母さん、痛い!!!流して!!痛い!!!」と顔をしかめるのです。

最初は石鹸が身体に残っていることが単純に気になっているだけなのかと思いきや、背中やお尻など、本人から見えない場所に石鹸が残っていても、息子はすぐに察知するのです。

そして、半ばパニックになりながら、「痛い!!!痛いよぉお!!はやく、はやく流してぇぇ!!」とジタバタ暴れるのでした。

触覚過敏のある子は、赤ちゃんの頃に抱っこされるのを嫌がったり、触られるのを嫌がったりすると言われていますが、息子が赤ちゃんの頃は触れられるのを嫌がるようなことはなかったのに…。

当時はまだ発達障害の診断が出ていませんでしたが、私の中で「この子の感覚は何かが違う…」と思った最初の出来事でした。


冬場、いつも薄着だった息子。
どうしてジャンパーを着てくれないの!?

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その他にも、触覚過敏なエピソードはあります。
息子はナイロン製のジャンパーやダウンジャケットを着ることができませんでした。
ズボンもジーンズ素材は履けません。

でも、親戚や友達から頂いたりしたジャンパーなどは、くださった方にも申し訳なく、なんとか息子に着せようと私は頑張っていました。そのたびに息子は絶叫…!

その嫌がり方は常軌を逸していましたが、当時の私は「着て!!いいから着なさい!!」と涙目の息子を押さえつけ、服を着せようとしていました。息子は真冬でも雪が降っていても、薄手のフリース素材や綿のコートしか着ようとしませんでした。

当時通っていた保育園から、「砂や葉っぱが落としづらいので、なるべくナイロン製のジャンパーで来てください」

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