2017年1月27日 11:00
母親ゆえに見落としていた“私”の気持ち-不登校の娘に気づかされたこと
そしてまた私が残飯処理をしなければならないのか!キレた。)
こうして文字に起こして、娘と話し合いながら自分の気持ちを丁寧に振り返ってみると、色々と見えてくるものがありました。
イライラの爆発は、自分の感情に気づかなかったことが原因だった
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11044033216
娘に対し、突然怒りを爆発させてしまう私ですが、子どもの頃は「いつもニコニコしてるね」「癒されるわ」と言われてきました。
だけど、心から笑っている訳ではなかったのです。
むしろ「嬉しい、楽しい」という感情が湧くことはめったになく、どちらかというと「悔しい、腹が立つ」というマイナスの感情の方が感じやすい性質です。
どういう表情をしたらいいのかわからないから、誰からも攻撃されないように笑顔を選んだだけなのです。
今回気付いたことですが、「もうダメ」とキレるまでに、途中で何度も怒りを感じているはずなのに、自分では見えていないというか、心にフタがされているような感じがするのです。
そうして怒りが心の中に積み重なり、何かのきっかけで溢れ出したときにキレてしまうのです。
つまりキレたときには、すでに精神的には限界を迎えているのです。
母親から怒られることに対し、娘はどう思っているのだろう
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10154002320
自分の気持ちを振り返った後、私は娘の正直な気持ちも確かめることにしました。
私「怒られたら怖い?」
娘「うん、そりゃ怒られるのは怖い。特にママ怒るとむちゃむちゃ怖いから。」
私「他の人に怒られるのも怖い?」
娘「怖いに決まってるやん。ママはその場では怒らないのに、後でいきなり一気に怒りをぶつけてくるからびっくりする。例えば私が掃除手伝えなかった時でも『いいよいいよ』って言ったのに、後で急に怒りだすから『え!?』ってなる。
その場で怒っているなら言ってほしいし、本当の気持ちを話してほしい。今日なら、夕飯を残したときに『悲しかった』って話し合ったときに言ったやろ。
それをその時に言ってほしい。そうしたらわかるし、びっくりしないし」
そうした娘の言葉に、私のどういう行動に違和感を抱いていたのか、そしてどうして欲しいのかという気持ちが分かり、話し合って良かったと思いました。