2017年1月31日 19:45
ミュンヒハウゼン症候群とは?仮病とは違う、人からの関心を得たい病気って?
治療は本人だけでなく医師・家族の連携が必要になってきます。
ミュンヒハウゼン症候群の方が積極的に治療に参加すると症状が緩和していくことがあります。逆に治療を本人の意思とは関係なく、強制してしまうと本人の自尊心を傷つけ、怒りを買ったり、医師または病院を替えてしまったりすることがあるので注意してください。
まとめ
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10272002335
ミュンヒハウゼン症候群は虚偽性障害という精神疾患のひとつです。別名で「病院はしご症候群」、「医者めぐりをする患者」と呼ばれています。本文中で述べたとおり、病院の患者では約1%の人にミュンヒハウゼン症候群の診断基準を満たす病像があるといわれています。
この病気に気づきやすいのは本人よりも、周囲の人たちの方が多いと言えるでしょう。治療法はまだ確立していませんが、カウンセリングなどの精神医学的治療を受けることで症状が緩和する場合があります。
周囲の人たちの本人に対する接し方などを専門家に聞くこともできます。周囲の人も本人がどうして病気を装ってまで関心を引きたいと思っているのか考え、病気が悪化・再発しない環境を協力しながらつくることが大切だと思います。ミュンヒハウゼン症候群にかかってしまった本人の背景を理解しておくことが効果的な治療たのための手掛かりとなるかもしれません。
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