ずりばいとは?ハイハイとの違い、始まる時期、しない理由、練習法や相談先を紹介します。
背筋を鍛え、腕で体を支える筋力がつきます。音のするものや色鮮やかな物も赤ちゃんの興味をひくようです。ボールなどの不規則な動きをする物にもよく反応するので、オモチャ選びの参考にしてください。
うまく前に進めない、後ろに下がってしまうという時は、足裏でければ前に進めるという感覚を体感させてあげましょう。壁に足の裏がつく位置でうつぶせにする、足の裏にパパママが手を添えてあげるなどが効果的です。
その場で回転する場合は左右の腕の力と使い方が均等でないのかもしれません。回転方向の外側に意識を向けるような声かけ、働きかけをしてみてください。
環境面では、第一に平らで安全なスペースを確保してください。
柔らかすぎる床は上手に力を伝えにくいので、布団の上より畳やクッションフロアがおすすめです。衣類は上下が分かれたもののほうが動きやすいでしょう。暗い、寒い、うるさいなどで赤ちゃんが怖がって、動く意欲を持てない場合もあるかも知れないので、確認してみてください。赤ちゃんは真似が好きなので、パパママやほかの赤ちゃんがずりばいする姿を見せることが刺激になります。
ここにあげた工夫に限らず、前向きな言葉かけやパパママの笑顔も赤ちゃんの動く意欲をひきだします。動作のバリエーションを数多く体験をさせてあげることもずりばいの上達を促します。パパママとの関わりのすべては赤ちゃんの健やかな成長の糧となるので、日々の暮らしの中で赤ちゃんのペースに気を配りながら、自力で移動する喜びを体験させてあげてくださいね。
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参考書籍:牧田栄子/著、今泉岳雄/監修『赤ちゃんのできること』(岩崎書店刊,2014)
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参考書籍:瀬戸口清文、藤原明美/著『0歳からのうんどうあそび絵本”わーい!”』(明治図書出版刊,2000)
まとめ
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出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11038019791
ずりばいは、自分の力で好きな方向に移動ができるという体験と喜びを赤ちゃんにもたらします。パパママを見上げながら体を懸命に動かす姿は何ともほほえましく、赤ちゃんの脳と体にも良い刺激が蓄えられてゆきます。
ただし、繰り返しになりますが、ずりばいは寝返りから一人歩きに至る過程にある、期間限定の移動手段に過ぎません。