子育て情報『「小学校には行かない」息子の決断。その選択を後押しする理由とは』

2017年3月28日 11:00

「小学校には行かない」息子の決断。その選択を後押しする理由とは

と話してあり、小学校に行く行かないもその延長で考えています。

息子は「小学校も先生に怒られるから行かないことにする」と言うこともあれば「1回ぐらいは行ってみようかな」と返事をする事もありました。息子なりに小学校で起こることを想像して、自分がどうするか迷っていたのだと思います。

小学校の先生方とも何度か話し合いを行いました。先生たちは「自ら学校に行きたいと思った時が無理なく通えるタイミングなのだろうから、息子さんの意思を尊重しましょう」と言ってくださいました。なので私も「行ってもいいし、行かなくてもいい」というスタンスで気長に息子の気持ちが固まるのを待っていたのです。


息子の出した結論。それを尊重する理由は…

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出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10230001078

息子が数ヶ月かけて出した答えは、「やっぱり、学校には行かない」というものでした。

ランドセルを背負った初々しい姿は見られないのか・・・。という気持ちはもちろんあります。お友だちとわいわい学校へ通っているお子さんたちを眺めて、どうしてあの輪の中にうちの子は入れないんだろう?と考えると少しさびしくもなります。

それでも、一番強く思うのは息子の人生を決めるのは息子自身であるべきだということです。
安心して遊んだり学んだりできる環境に身を置くことが、息子が一番成長できる手段なのだと私は信じています。


レールを外れることは不安。大切なのは「どう生きるか」

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出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11017007516

幼稚園を辞めるときに、「今から逃げていて、小学校は?中学校はどうするつもりですか?」と言われたことがありました。

確かに息子は、この国で暮らす多くの方が進む道を通らないことになります。レールを外れるということに不安はあります。でも、レールに乗ったとしても幸せになれる保証はどこにもありません。

ならば、今から自分で考えて、いろんな選択肢の中から自分にあった道を選ぶ練習をしてもいいのではないでしょうか。大切なのは、どこで生きるかということではなく、どう生きるかということだと思うのです。

今私が親としてできることは、たくさんの選択肢があることを、子どもに提示してあげることなのかもしれません。

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