子育て情報『レット症候群とは?女の子のみに発症する具体的な症状、予後、診断基準、医療費の助成などご紹介します』

2017年7月22日 15:00

レット症候群とは?女の子のみに発症する具体的な症状、予後、診断基準、医療費の助成などご紹介します


レット症候群に対する医療費の補助制度

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出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10272002074

レット症候群は、原因がわからず、治療法も確立されていないという点から難病に指定されています。国は充実した難病対策を行うため、医療費の助成制度を準備しています。ここではレット症候群の患者が受けることができる3つの医療費の補助制度をご紹介します。

医療費助成の対象になると、自己負担割合が下がり、自己負担上限月額があるので、それを超える負担はなくなります。高額な治療を長期にわたって行う必要があれば、負担はさらに軽くなります。

難病法では、患者の医療費の負担金は2割が上限です。例えば、難病に関する医療費が10万円だった場合、窓口で払うのは2割の2万円です。

難病法では、「重症度」をポイントにしており、一定の症状がある人が助成の対象となります。
指定難病の患者であっても、症状が軽いと助成は受けられません。しかし、症状が軽くても、高額な医療費がかかる治療が継続して必要な人は「軽症者の特例」として助成が受けられますので、都道府県の担当窓口(保健所など)に問い合わせてみましょう。

1.臨床調査個人票(診断表)の書類をもって、難病指定医を受診する
2.受診後、難病指定医に書類に記入をしてもらう
3.必要な書類とともに都道府県に提出する
4.受給の認定がおりる
5.医療受給者証が交付され、自宅に届く

医療費受給がおりることが確定しても、自宅に医療受給者証が届くまでに時間がかかります。受給者証が手元に届くまでにかかった医療費は、支給申請を行えば自己負担額上限を超えた額があとから戻ってきます。指定医療機関の療養証明書や指定医療機関の領収証などはとっておくようにしましょう。

http://www.nanbyou.or.jp/upload_files/pamphlet_h27_3.pdf
指定難病の医療費助成|難病情報センター

レット症候群は小児慢性特定疾病に指定されており、医療費の自己負担分の一部の助成を受けることができます。この制度は児童福祉法に基づいており、児童の健全育成のために患者家族の医療費の負担軽減を図る目的があります。

医療費の助成を受けることができるのは、18歳以下の患者です。
また、以下の4つ全てを満たす程度の疾病であることが条件となります。

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