子育て情報『赤ちゃんと目が合わない…原因や疾患・自閉症スペクトラム障害との関係、 育児不安への対処法まとめ』

2018年4月24日 20:25

赤ちゃんと目が合わない…原因や疾患・自閉症スペクトラム障害との関係、 育児不安への対処法まとめ

の章をご覧ください。


赤ちゃんの視力発達のメカニズム

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出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10250002951

赤ちゃんは生まれた直後からものがはっきり見えているわけではありません。生まれてから1歳までの間、どのように視力が発達していくのかについて説明します。

生まれてすぐの赤ちゃんの視力は、明るいか暗いかが分かる程度と言われています。生後1ヶ月ごろで視力は0.01~0.03くらいで、人や物の輪郭がぼんやり捉えられたり、はっきりとした色は認識できたりします。生後2ヶ月では、お母さん・おもちゃなどの動きを目で追う「追視」が見られるようになります。

生後3ヶ月過ぎから生後6ヶ月頃は急激に視力発達する時期です。生後3ヶ月では人や物をじっと見つめることが増えたり、瞬きが上手にできるようになったりします。


生後6ヶ月時点での平均的な視力は約0.1まで上昇します。生後6ヶ月になると、見えないところから声をかけるとその方向に目を向けるなど、視覚と聴覚が連動するようになってきます。また、追視も上下左右と細かくできたり、動くものに対しても目で追いかけたりできるようになります。

http://www.okinawa.med.or.jp/old201402/activities/kaiho/kaiho_data/2007/200711/055.html
小児の遠視 -弱視、斜視との関連-|沖縄県医師会医師会報

生後7ヶ月を過ぎていくと、奥行や距離感も見て捉えられるようになっていきます。1歳にもなると視力は0.2ほどまで伸び、より細かいものも捉えることが可能になります。それゆえに探索活動が活発になり、行動の幅も広がっていきます。

https://annex.jsap.or.jp/photonics/kogaku/public/36-06-kaisetsu1.pdf
立体視の発達、可塑性、個人差解説-空間視の発達山口 真美

http://www.pref.niigata.lg.jp/HTML_Article/524/618/kennsinn%20syuusei,0.pdf
乳幼児健康診査の手引改訂第5版新潟県福祉保健部新潟県医師会

生後1ヶ月から1歳6ヶ月頃にかけては、特に視覚の発達が盛んな時期とされています。

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