子育て情報『ひきこもりとは?原因、相談先、支援など解決の道筋は?不登校、精神疾患や発達障害との関わりも解説します』

ひきこもりとは?原因、相談先、支援など解決の道筋は?不登校、精神疾患や発達障害との関わりも解説します

ひきこもりの段階で支援は変わります。その過程は人によってことなりますが、「ひきこもりの評価・支援に関するガイドライン」で紹介されているような支援ステップを踏むことが多いようです。

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http://www.zmhwc.jp/pdf/report/guidebook.pdf
「ひきこもりの評価・支援に関するガイドライン」|厚生労働省

ひきこもりの支援は多くの場合、家族の相談からスタートします。ひきこもりの支援が始まるこの時期、まずは相談に来た家族への支援や、本人がどのような状況にあり、どのような支援が必要かのアセスメントが行われます。

・家族支援
家族の面談や、訪問支援などを通して、必要な支援を探り、関係機関との連携などが行われます。まずは家族が相談機関に定期的に相談を続けることが第一歩となります。

・個人療法
当事者本人が支援を受けられる状態になると、個人的な心の支援がはじまります。本人が相談に行ったり、本人への訪問支援を受け入れたり、精神科などでの治療やカウンセリングを受けたりといった段階です。
具体的な個人療法についてはケースや技法によって様々ですが、当事者の抱える罪悪感や孤立感によりそい、支援を受けようと動き出した本人の気持ちを支えることを基本とします。

・集団療法
次のステップはグループでの活動です。精神保健機関や医療機関での集団精神療法やデイ・ケアなどの利用、フリースクールやフリ―スペースなどで家族以外の人と接します。ひきこもりの当事者の中には同世代の人とのコミュニケーションが苦手な人もいます。まずは同じ悩みを持つひきこもりの人と接することがよいトレーニングになることもあります。また、これらの場が居場所として機能します。

・社会復帰に向けた就労支援
グループでの活動をするうち、就労したい・外出して活動したいという気持ちが芽生える場合があります。そのような場合には就労支援などの社会参加にむけた支援が始まります。


就労支援としてはハローワークをはじめ、地域若者サポートステーション、ジョブカフェ、ヤングワークプラザ、学生職業総合支援センター、職業訓練校などが挙げられます。


家族がひきこもりになったときの対処法

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出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10161018929

家族がひきこもり状態になった時、どのように接し、サポートすればよいのでしょうか?

・本人がどのような気持ちかを理解する
親や家族は誤解しやすいのですが、本人は「怠けたいから」

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