子育て情報『ひきこもりとは?原因、相談先、支援など解決の道筋は?不登校、精神疾患や発達障害との関わりも解説します』

2017年7月31日 22:15

ひきこもりとは?原因、相談先、支援など解決の道筋は?不登校、精神疾患や発達障害との関わりも解説します

社会との接点がないまま長期化し、なかなかひきこもりから抜け出せずに、つらい思いをしている当事者や家族もいます。

そのため、ひとたび子どもがひきこもりになると、「親である私たちが亡くなったらこの子はどうするんだろう」「このままひきこもりがなおらないのではないか」と心配してしまうのも無理はありません。ですが、本人は、ひきこもりを何とかしたいと考えている場合が多いのです。

現在、社会復帰に向けた様々なサポートもあります。子どもに対する対処法を知ったり、専門家による支援を活用することで、ひきこもりから抜け出せる可能性も高くなります。

これから、ひきこもり状態になった場合の相談先や支援方法について詳しくご紹介します。ひきこもりを脱するために何ができるのか、考えてみましょう。


ひきこもりは家庭内で抱えこまず専門家に相談を

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出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10132112124

ひきこもりが長期化し、こじらせてしまう一因には、「引きこもりは家族の問題」「できるだけ他人に知られたくない」と家族で問題を抱え込むことがあります。


日本社会に根強い「世間の目を気にする」「家のことは家族で解決する」という文化が、背景にあると考えられますが、そういった家族の気持ちが一層本人を家から出にくくしてしまうことがあるようです。

また、ひきこもりは時に家庭内暴力や家族内での対立を生んだりします。誰にも言えずに家族だけで解決しようとすると、周りの家族にとっても大きな精神的なストレスになります。

そんな時に頼りになるのが、専門家や支援団体などの相談支援です。

地域の相談支援を行っている機関をご紹介します。電話での相談を行っている場合もありますので、まずは問い合わせてみるとよいでしょう。

・ひきこもり地域支援センター…ひきこもりに特化した専門的な第一次相談窓口としての機能を有するのが「ひきこもり地域支援センター」です。センターには社会福祉士、精神保健福祉士、臨床心理士などがひきこもり支援コーディネーターとして配置されます。
相談支援や訪問支援を早期に行うことで、適切な支援につながることを目的にした施設です。

http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/seikatsuhogo/hikikomori/index.html
参考:ひきこもり対策推進事業|厚生労働省

http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-12000000-Shakaiengokyoku-Shakai/0000147784.pdf
全国ひきこもり地域支援センター設置状況

・精神保健福祉センター…精神保健福祉全般にわたる相談をおこなっています。

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