発達障害の女の子と親が読みたい本10選！ 発達障害理解、思春期のサポートに 役立つ本を紹介

こちらは女の子の体の変化について詳しく学べる、ワークブック式の本です。自分の体がどのようになっているのか、どう変わっていくのか。そして、徐々に女の子から女性になっていく中で、どんなことに気をつけるべきなのか、具体的に学ぶことができます。

また、この本には「着せ替えふろく」もついており、女の子の体の仕組みと思春期を迎えるにつれて現れる変化を、手を動かしながら理解することができます。

http://as-japan.ocnk.net/product/33
アスペ・エルデの会/著『おとなになる女の子たちへ』アスペ・エルデの会

このハンドブックは、知的障害の方の支援を行う「全国手をつなぐ育成連合会」が出版した、主に性行為に関して取り上げたものです。子どもが読んでも理解しやすい表現で、親の口からはなかなか説明しにくい性に関することが書かれています。男女の体の仕組みから、性行為が遊びではないこと、重要なことであるという内容が分かりやすくまとめられています。

支援者向けの解説も記載されているので、子どもに性のことをどう説明すればよいか分からないという親御さんも手に取ってみると、参考になるかもしれません。

http://www.jldd.jp/info02/%E8%87%AA%E7%AB%8B%E7%94%9F%E6%B4%BB%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%96%E3%83%83%E3%82%AF%EF%BC%91%EF%BC%96%E3%80%80%E6%80%A7%E3%83%BBsay%E3%83%BB%E7%94%9F%EF%BC%88%E3%81%9B%E3%81%84%E3%83%BB/
全国手をつなぐ育成連合会/著『自立生活ハンドブック16性・SAY・生（せい・せい・せい）』

さまざまな発達の遅れで、性に関する理解が難しい子ども向けに、男女の体の仕組みや性行動、性的人権などについて、分かりやすい文章とイラストで解説されています。子ども1人でもある程度読むことが可能な本ですが、内容が盛りだくさんなので、「まずはこの部分を読んでみて」など、親が特に読んでほしい部分を事前に話して渡したり、付箋を貼ったりするなどして気軽に読めるように工夫してあげるのもよいでしょう。

この本は、発達障害の女の子に特化しているわけではありませんが、女の子に訪れる心と体の変化について、漫画形式で説明されています。