子育て情報『不安や緊張、痛みをやわらげる 「タッピングタッチ」って?発達障害のある息子のリラックス法にも活躍!』

2018年7月11日 14:00

不安や緊張、痛みをやわらげる 「タッピングタッチ」って?発達障害のある息子のリラックス法にも活躍!


長引く原因不明の腰の痛みに医師が予想外の診断

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出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10248004166

昨年の秋ぐらいでしょうか。私は突然、原因不明の腰の痛みに苦しみ始めました。最初は少し気になる程度だったので我慢していたのですが、痛み出してから半年を迎えるころには、時間帯によっては七転八倒するほどの痛みになりました。

整形外科に行っても、湿布と痛み止めをもらうだけだろうと思い、通院もしていませんでした。けれども、今年の5月の中ごろは、もう痛む間は言葉を発することもできないほど悪化していました。さすがに家族もこのまま見過ごすわけにはいかないと思ったようで、夫につき添われて、近所の整形外科に行ったのでした。

整形外科ではレントゲンを撮って、触診などもしましたが、「特に異常はないんですよねえ」というお話。こんなに痛いのに…とガックリした私。
けれども、整形外科の先生が予想外のことを言ったのです。

「あなたの痛みは、筋肉や骨の異常から来ているわけではないよ。脳から来てるんですよ。脳が、痛みを抑える物質を出せなくなって、ちょっとした刺激でも激痛に感じるようになってるんです。長期に渡る心理的ストレスなんかがかかると、痛みを抑える物質が出しづらくなるんです。ストレスのかかる場面で、痛んだりするでしょう?」

私はこの先生の言葉を聞いて、ハッとしました。思い返すと不思議なことに、全く痛まない時間もあったのです。何かに夢中になっているときは痛みを感じていませんでした。


「ですよね。痛みで身体が緊張して血管が収縮して、それによってさらに痛みを起こす物質が脳から出てきちゃうんです。悪循環なんですよね」

整形外科の先生は、湿布でも痛み止めでもなく、沢山のリラックス法を書いた冊子をくれました。さらに、「明日、当院でタッピングタッチの講習会をやりますので、良かったら来てみてくださいね」と言われたのです。

「タッピングタッチ…?」

私には、ある記憶がよみがえりました。


発達障害や愛着障害の子どもたちに

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それは、発達障害の専門医の講演会に行ったときのことです。講演会で登壇した医師は、発達障害や愛着障害等でフラッシュバックや不安に苦しむ子どもたちの診察で、専用の器具を用いて、トラウマの処理を行っているといいます。

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