2018年7月23日 17:30
「できない子」報告に翻弄された私。傷つけてしまった息子の姿に思い出した母の言葉
と言いながら、私を叱ったり責めたりすることはありませんでした。そのとき、母が言った言葉が忘れられません。
「私、大人に報告して叱ってもらおうって考え方があまり好きじゃなくてね。他の子が言ったことだけを真に受けて、自分の子どもを叱りたくないしね」
今思えば、母は精一杯私を守ってくれていたのです。自分の子どもを信じるということは大変なこと。特に、発達障害の子どもを持つと、親もいろいろと自信を失いがちです。けれども、まずは自分の子どものことを信じるんだよ、というあのときの母の言葉を思い出し、少し勇気をもらえた気がしました。
そして、息子を信じていられるように、もう少し強くいたいと、母の顔を思い出しながら思ったのです。
「どうして母乳じゃないの?」実母や祖母、義姉は母乳育児。ミルク育児の私は母親としての自信を喪失…