子育て情報『ゲームの時間が学びに変わる!不登校小学生が再び外へ出るきっかけをつくった、新発想の習いごと【不登校・発達障害のお子さんの体験談】』

2020年10月13日 08:00

ゲームの時間が学びに変わる!不登校小学生が再び外へ出るきっかけをつくった、新発想の習いごと【不登校・発達障害のお子さんの体験談】


不登校になった彼にとって、『ゲムトレ』が心の拠り所となっています

「不登校になった時にずっと家でゲームばかりしていて。そんな息子を肯定してあげたい自分がいたんですよね」

Fさんの息子さんは、小学5年生になる頃から学校に行くことが辛くなってしまい、不登校になりました。学校に行きたい気持ちはありながらも授業での字の読み書きが難しくなってしまい、他の子どもたちと同じように出来ないことが辛くて、外に出ることが怖くなってしまいます。

苦しい状況の中で自信も失って、「間違っていると思うんだけど…」が口癖となり、否定されて傷つくことを恐れて人との関わりも避けるように。大好きだったサッカーの習い事も、通えなくなりました。

そんな時に、外に出られない彼の心の安定剤になっていたのが、ゲームだったと言います。

「ゲームの時間を、この子の先に何かが見えてくる形に変えてあげたかったんです」

他の習い事は受けるのも難しい中で、小学5年生の終わりから『ゲムトレ』を始めることに。

試しに体験会に申し込んでみると、授業を終えた彼は興奮気味に「すっごい面白かった!」と話してくれたそうです。
そして始めた『ゲムトレ』は、彼の世界の中の大きな場所を占めるようになりました。

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Upload By 発達ナビ編集部

「お兄さんみたいな存在の先生と、ゲームで打ち解けられる友達の存在が、彼の世界を広げてくれています」

週1回のペースで、現在は大人気ゲーム『マイクラ』と『フォートナイト』のトレーニングを受けています。基本的にゲーム毎に同じ先生が教えてくれて、最大3人の生徒で参加します。授業時には同じリビングにいるようにしていますが、基本は一人で楽しく受けているそうです。

ライン通話を繋いで対話をしながら、先生が引率する形でゲームを進めていきます。ゲームのランキングでアジアの上位の先生もいて、プロにしか教えられない専門的な知識やテクニック、考え方を学ぶことが出来るようです。参加するのは同世代の子どもたちで、同じように学校に通えない子も参加しています。「今日は何がやりたい?」とみんなで目標を決めて、それに向かって材料を集めたり謎を解いたり課題をクリアしたりと、同じゲームの世界で協力し合わなければいけません。


「コミュニケーションが、ゲームを通してハードル低く実践してみられるのが彼には良かったみたいで」

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