2021年2月14日 07:00
ADHD小3次男の物々交換トラブル、状況解明に1週間!担任やクラスメート保護者も巻き込んで…
学校にフィギュアを持って行こうとする次男。事情を聞くと…
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ある日の朝次男は学校にフィギュア(おもちゃ)を持っていこうとしていました。なぜ持っていくのか聞くと、友達と物々交換をすることになったのだとか。学校におもちゃを持っていってはいけないし、親同士が許可していないのに勝手におもちゃを交換してはダメだと指摘しました。
しかし、次男はすでにお友達からキーホルダーをもらっている状態のようです。小3だと、お金や物に対しての価値がわからないので、交換させたくありません。これはお友達の保護者の方に連絡して返さなければいけないと思いました。放課後、お友達のママに事情を話して、もらったキーホルダーを返す旨伝えました。
しかし、実際はこんな単純な話ではなかったのです…。
※キーホルダーは持ち物の目印にもなるため、持っていくことは禁止されていません。
もらったキーホルダーは、誰のもの?
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私は当初、次男が持っていたキーホルダーはお友達(Aくん)のものだと思っていましたが、違っていました。
Aくんの話によると、次男はAくんとBくんのキーホルダー2つ持っているようです。いま持っているのはAくんのものではなく、Bくんのものなのだそうです。ですが、Aくんのキーホルダーは見あたりませんし、本人から「Bくんと交換した」と聞かされていません。
次男はワーキングメモリーが弱いので、前後の記憶が曖昧になりがちです。パパにも協力してもらい、A君のママからの情報を元に再び起こったことを整理。
そしてその後学校に電話で報告。それぞれのお子さんの話を聞いてやっと話の辻褄が合い、誰が誰のキーホルダーを持っているのか判明しました。
5人で行われた物々交換ストーリー
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始めはBくんとCくんで交換し、続いてBくんとAくんで行われていた物々交換。それを見ていた次男は羨ましくなり、「自分も交換したい!」と思ったのですが、自分はキーホルダーを持っていないので、交換できないことが悔しくて泣いてしまったのだそうです。
泣いている次男がかわいそうになったようで、優しいBくんとAくんはキーホルダーを一つずつくれました。おそらく次男にとって「友達と物を交換する」ということは、自分を認めてもらっていると把握できる手段の一つだったのだろうと思います。