放課後児童クラブ(学童クラブ)を発達障害のある小学生は利用できる?特性への配慮はある?利用方法、放課後等デイサービスとの違いなどを解説
・放課後児童クラブによっては、新たな環境整備が必要となる場合なども考えられるため、受け入れの判断については、子ども本人及び保護者の立場に立ち、公平性を保って行われるように判断の基準や手続き等を定めることが求められる。
https://www.city.kumamoto.jp/common/UploadFileDsp.aspx?c_id=5&id=10815&sub_id=1&flid=73174
また、厚生労働省による「障害児受入強化推進事業」「障害者受入強化推進事業」では、障害児の受入に必要となる、専門的知識を有する「放課後児童支援員」等を配置するための人件費・研修費等を市町村が負担すると定められています。
実際の支援体制は、市町村や施設、タイミングなどによっても大きく異なります。発達障害やその傾向のある子どもが利用できるかどうか、個別の配慮を受けられるかどうかは問い合わせて確認する必要があります。すでに障害児の受入れをしたことのあるクラブであれば、それまでにどのような体制でサポートしていたのか確認してみると良いでしょう。
「放課後児童クラブ運営指針」では、家庭や地域の関係機関・学校との連携を密に行うよう書かれています。
・障害のある子どもの受け入れに当たっては、子どもや保護者と面談の機会を持つなどして、子どもの健康状態、発達の状況、家庭の状況、保護者の意向等を個別に把握する。
・地域社会における障害のある子どもの放課後の生活が保障されるように、放課後等デイサービス等と連携および協力を図る。
https://www.city.kumamoto.jp/common/UploadFileDsp.aspx?c_id=5&id=10815&sub_id=1&flid=73174
例えば施設によっては、以下のような連携を行ってもらえる場合があります。
▼例
・相談支援員や放課後等デイサービスの職員、保護者をまじえてケース会議を行い、特性や困りごと、個別支援計画について共有する
・特別支援学級の先生や担任の先生と、学校と放課後児童クラブそれぞれの様子を共有する
・保護者と面談を行い、家庭の様子や学童の様子を共有したり、相談に乗ったりする
放課後児童クラブ(学童クラブ)と、放課後等デイサービスの違いは?併用はできる?
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=07800045907
障害のある子どもが放課後に利用できる施設として、放課後児童クラブ(学童クラブ)