子育て情報『年下の子にお世話される姿に胸が痛い!自閉症息子の保育園生活。でも...加配の先生に救われて』

2021年5月13日 14:15

年下の子にお世話される姿に胸が痛い!自閉症息子の保育園生活。でも...加配の先生に救われて


『年少だから仕方ない』が通用しなくなった年中さん

自閉症と知的障害を合わせ持つほぺろう。2~3歳頃が癇癪のピークで眠っている時以外は一日中ずっと爆音で泣き続ける様な子どもでした。
保育園の年少さんのときも癇癪は治らず、私が知る以上に先生やお友達に大変な迷惑をかけていただろうと推測されます。

そんなほぺろうですが、年中さんに進級した途端 何故か格段に癇癪が減り(ほぺろうの心境の変化は私にもわからない)、ずっと苦労してきた母子分離も平気になって随分と接しやすくなりました。

変更が苦手で場所見知り・人見知りの激しいほぺろうが 進級に伴うクラス替えに適応できるか心配していましたが、園児数の少ない保育園だったことが幸いして 元々異年齢の子や他クラスの先生との交流が多かったおかげで クラスや先生が変わっても案外気持ちが崩れずに乗り越えられました。

気持ちが落ち着き周りが見える様になってきたのか、ほぺろうはクラス活動やお片付けなど いろいろできることが増えて、凄く嬉しい成長!
…なのに、素直に喜べない私がいました。

年下の子にお世話される姿に胸が痛い!自閉症息子の保育園生活。でも...加配の先生に救われての画像

Upload By ぼさ子

何故なら、年少さんのときはほかの子と差を感じても『年少だから仕方ない』と私は勝手に逃げ道を作って自分に言い聞かせていたのですが、
年中はもうお兄さん!今までの言い訳は通用しなくなったのです。


できることが増えたとは言え、お喋りも行動も 同じ歳の子はおろか 歳下の年少さんの方が上回っていて、差を感じるどころか劣等感を持たずにいられませんでした。
園児数の少ない保育園なので年中・年少クラスが合同になり、どうしても年少さんとの比較に目が行ってしまいます。

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年少さんにお世話されている息子を目撃!!その時母は…

ある日のお迎え時、帰りの会終了後 お迎えを待つ間遊ぶために園児たちが広場に移動するというタイミングでした。

ほぺろうのクラスは年中・年少合同だったので、年中さんと年少さんは二人一組のペアになって手を繋ぎ、年中さんがリードして年少さんをお世話するという形で場所移動していました。年少さんを気遣いながらリードしていく年中さんは立派なお兄さんお姉さんの顔で、私は頼もしくも微笑ましく遠くから眺めていました。
でも1組、違和感のあるペアが…。なんか小っちゃい子がデッカい子を引っ張ってる!

言わずもがな、それはほぺろうペア。

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