子育て情報『ADHD息子、専修高校で人間関係トラブル発生!親子で決めたいじめられないための2つの約束』

ADHD息子、専修高校で人間関係トラブル発生!親子で決めたいじめられないための2つの約束

A君もB君も目立つタイプで影響力が強いために、学校の友人も助けづらそうな様子だったということもあり、リュウ太も「困ったことが起きても一人で解決しようと友人に相談することはなかった」と言います。

小中学校のときからいじめてくる人に対して抵抗して負けずに戦ってきたリュウ太。

助けを求めず自分で解決しようと思っていたようですが、嫌がらせがエスカレートしてくると「学校にイヤなヤツがいるから学校を辞めたい」と言うようになったため親子間で話しあうことにしました。リュウ太の話を聞くと、A君・B君が関わってくるのは、リュウ太のことが気になっているから故なのかなと感じました。

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Upload By かなしろにゃんこ。

いじめたときにどんな反応をするんだろう?
暴力や脅しが効いているか?

リュウ太の反応を見て、優越感だけではなく罪悪感も感じているのかもしれない。自分の中にあるさまざまな気持を確認する手段となっているのかもしれないーー。

息子たち同士での解決は難しそうだと感じ、学校の先生に相談してみたものの、人間関係のことは自分たちで乗り越えるようにという方針であまり力になってくれない様子。
そこで、「暴力と金銭を要求する子に対して弁護士に相談することにします」と伝えたところ、先生も介入してくれるようになり、相手に注意をしてくれました。

A君は保護者が謝罪に応じてくれましたが、B君は元々学校にあまり来ない状態でもあったためか退学となり、いじめ問題は一旦は解決しました。

私は学校が対応してくれなかったらいじめ対策専門の弁護士に相談しようと思っていました。

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しかし、リュウ太自身も変わらないことには、根本的な解決にはならないのではないかと思いました。

そこで、私は『リュウ太には目をつけられやすい特性がある』と言うことについて話をすることにしたのです。

集団の中では目立たずに過ごすこと、そのために

➀自己主張を再びセーブすること

②大きな声で喋らないようにすること

集団の中でうまく渡っていく方法をアレコレと伝えても覚えられませんし実践できないものです。ですから2つだけ伝えることにしました。

リュウ太が持つADHDの天真爛漫な個性を殺してしまうのはかわいそうなので、あくまで集団の中で自己主張をしないキャラの演技をするだけだよ!としました。

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