2021年8月3日 06:15
読み書きが苦手ならAIを使いこなせ!スマホ・タブレットで宿題がラクになる…!?簡単小技・裏技7選
要するに、その人の「凸凹の凹」を補って(更には+αして)くれる、便利グッズ&テクノロジーなのです。
そして、読み書きが苦手な子の学びをぐっとラクにする、「勝手にATとして即応用できる技術」は、身近なところに既に沢山あるんです。
実は、ひと昔前まで、LDがある子のためのATは、「特別な機器が必要で少々敷居が高い」というイメージが私にはあったのですが、今では「そんなのスマホで簡単にできちゃうじゃん!」ということが本当に多くなりました。
その最たるものが、「音声アシスタント」の登場と進化です。
「字を読むのが苦手」「読書に時間がかかってしまう」「音声で聞いたほうが内容が頭に入りやすい」「ながら勉強のマルチタスクのほうが得意!」…という子は、まずは、スマホやタブレットの音声アシスタントをONに設定してみるといいでしょう。
・iOS → 設定>Siriと検索
・Android → 全ての設定>全般>Googleアシスタント
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すると…
「Hey Siri画面を読み上げて」
「OK google, このページを読んで」
等と声かけするだけで、今開いているwebサイトなどのテキストを、全文音声で読み上げてくれます。これで調べ学習などもずっとラクになるでしょう。
部分的な選択テキストだけを読み上げて欲しい場合には、
・iOS→設定>アクセシビリティ>読み上げコンテンツ
・Android → 設定>ユーザー補助>選択して読み上げ
で、設定を有効にすればOK。
こうしておくと、PDF書類のテキストなども読み上げることができます(スキャナアプリで、カメラ撮影した紙のプリント等をPDF化することも簡単にできますよ)。
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また、うちでは3-4年前から、スマートスピーカー(画面付き ※)に搭載の「Alexa」とも暮らしています。
実は、最初の頃は「カップラーメンを作るときに便利なタイマー」という程度の認識だったのですが(笑)、最近ではかなりスキルが充実してきて芸達者になり、手軽な学習サポーターとしても、とても使いやすくなってきました。
例えば、宿題中にちょっと漢字が出てこないときに、
「アレクサ、興味のキョウを漢字で」
とお願いすると、大きめに見やすく表示し、親切に書き順まで教えてくれます。
英語学習の場合も同様に、ちょっと単語のスペルに自信がないときに、「アレクサ、”興味深い”を英語で」