子育て情報『タグ、縫い目、生地…とにかく服が痛い!感覚過敏に悩む高校生、ストレスフリーな服づくりへの挑戦』

2021年9月28日 06:15

タグ、縫い目、生地…とにかく服が痛い!感覚過敏に悩む高校生、ストレスフリーな服づくりへの挑戦

親がびっくりして僕を怒鳴ったようですが、「あれはもしかすると、服が不快で嫌だったのかもしれないね」という話を最近になって親としたことがあります。

服を切り刻んでしまう、外なのに服を脱いで裸になってしまう、登園(登校)時間になると不機嫌になるなど、子どもに不可解な行動があった場合、もしかすると服に不快感を持っている可能性を考えてみるもの必要かもしれません。登園(登校)時間になると不機嫌になるのは友人関係や学校行事、勉強への拒否感などからの登校拒否ではないかと思ってしまうかもしれませんが、もしかしたら靴下が苦痛だったり、制服が苦しかったりする場合もあるのかもしれません。

子どもは自分の中で何が不快か認知できないこともありますし、その苦しさを表現できない場合もあります。その問題行動をメンタルや性格のせいにする前に、目に見えない感覚で苦しんでいないか、少し視野を広げて考えて見る必要が親や周囲の大人には必要なのかもしれないと思います。


肌着問題と成長問題と生産中止問題

タグ、縫い目、生地…とにかく服が痛い!感覚過敏に悩む高校生、ストレスフリーな服づくりへの挑戦の画像

Upload By 加藤路瑛

この写真は、僕の肌着です。このコラム冒頭で、家でずっとランニングシャツで過ごしていると書きましたが、そのランニングシャツ…実はこのように破れ始めています。このシャツは僕が小学5年生のときから着ているものです。
150cmで売っていたそうですが大きめで160cmサイズくらいはありそうな感じです。このランニングシャツは5年以上着ていることになります。

もうお分りいただけると思いますが、これ以外にいいと思える肌着に出合えないのです。これまでに親が何着も肌着を買ってきてくれました。絶対に無理かと言われたら、着られないことはないのかもしれませんが、選べと言われたら、やっぱりいつもの肌着を選んでしまい、現在、破れないことを願いながら着ています。同じものがないか探し回ってくれたようですが見つかりません。5年も経てば、商品は生産中止になったり、マイナーチェンジもあったりして、同じものを入手することは困難になります。

特に子ども服から大人の服に変わりはじめる時期に自分に合った服を見つけられないと、僕のように高校1年生になって、未だ小学生のころのものを着ることになってしまいます。
子どもが小さい間に気に入った服はサイズが大きいものも買っておくのもいいかもしれません。


感覚過敏の服の問題を解決したい!

あまりにも服の選択肢がない状態です。

関連記事
新着子育てまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.