2021年9月28日 06:15
タグ、縫い目、生地…とにかく服が痛い!感覚過敏に悩む高校生、ストレスフリーな服づくりへの挑戦
まずは、痛みや不快感などがなく着れる服に出合いたい。そして、できることならオシャレを楽しみたい。服を選ぶ楽しみを味わいたい!
見つからないので僕は自分で作る道を選びました。縫い目が外側で、タグがない服を作ります。最初にパーカーを作りました。
Upload By 加藤路瑛
Upload By 加藤路瑛
Upload By 加藤路瑛
Upload By 加藤路瑛
縫い目やタグの問題だけでなく、感覚の刺激を遮断したりクールダウンできるフードや簡易のマスクモードになるなど、いろいろな工夫をしてみました。
Upload By 加藤路瑛
Upload By 加藤路瑛
Upload By 加藤路瑛
Upload By 加藤路瑛
こだわりまくって作りました。このパーカーは昨年2020年12月に1作目を作って、それ以来、ほぼ毎日このパーカーで過ごしています。真夏も、肌に合わないTシャツを着るよりは、このパーカーがいいと感じ、肌着の上にこのパーカーを着ています。気持ちいいですが暑いので、早めに夏用の服も作りたいです。その前に肌着を作りたいと思っています。
服を裏返しに着たり、タグを切り取るなどの工夫はできますので、まずはそこからやりながら、合う服を見つける作業になりますが、その探す過程がお金もかかりますし、買っても着られなかったということもあるので、心が折れてしまいやすくなるかもしれません。僕の母もいつもたくさん買ってきてくれますが、それを着られない自分が少し嫌になります。
はじめは自分が着られる服が作れればいいかとも思いましたが、僕と同じように服選びを諦めたり疲れたりしている方が多いことを知って、今、感覚過敏の方のためのアパレルブランドを立ち上げたいと思うようになりました。
現在そのためのクラウドファンディングに挑戦中です。よろしければご覧いただければ嬉しいです。
https://camp-fire.jp/projects/view/428761
感覚過敏課題解決型アパレルブランドの立ち上げのためのクラウドファンディング
(監修者・井上先生より)
当事者の感覚を生かして着やすい衣服を自ら作るのは素晴らしいアイディアだと思います。
縫い目、簡易マスク、ワイヤーを通して頭に触れないようにするなどの工夫は、画期的なのではないでしょうか。
HPなどでいろいろな人の意見を取り入れながら、さまざまなデザインで、さまざまなTPOに使えるものができるといいと思います。応援しております。
「もうこんな毎日イヤ…」偏食少食の息子。食事の時間が苦痛に⇒夫の対応を見てブチギレたものの…!?