4歳のASD長男連れで帰省!不安な長距離移動、義実家滞在。偏食対策や移動対策で荷物がいっぱい、親は大忙しだったけれど…
パニック、周りへの配慮で移動手段に悩む
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長男けんとが自閉スペクトラム症と診断を受けて半年以上が経ったころ、長期休暇があったので夫の実家へ帰省することに(コロナ流行前)。
とても離れている夫の実家への移動手段は、飛行機、新幹線、車の3つ。子どもたちは飛行機に乗ったことがなかったのですが、けんとが大きな音が苦手でパニックをおこしてしまう可能性が高いのでやめました。新幹線は、電車が大好きすぎて興奮して車内を走りまわってしまいそうですし、大声などで周囲にご迷惑をおかけしてしまうのでやめました。
残る手段は車のみ。移動時間はとてもかかりますが、家族だけの空間なので安心!旅行がてら、数ヶ所の宿泊をはさんで行くことに決定。
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通常の旅行荷物に加え、偏食対策にと普段飲んだり食べたりしているもの、実家や移動中でも子どもたちが楽しく過ごせるようにハマってるおもちゃ、DVD、絵本を大量に準備し、さらには階段用にベビーゲートまで!車は荷物でいっぱいになりました。
いざ、出発!普段から車移動に慣れていることもあり、大好きなDVDを観て過ごしたので泣くこともなく、旅行も楽しみながら帰省することができました。
お義母さんの愛情がつまった一言
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けんとが自閉スペクトラム症の診断後、初めての帰省。あらかじめ夫が診断についてメールでお義母さんに伝えてくれていましたが、特に返信がなかったとのことで心配していました。
しかし、到着すると以前とまったく変わらずに大喜びで子どもたちを迎え入れてくださったお義母さん。そして私に「大丈夫よ」と声をかけてくださいました。短い言葉の中に、とても強く深い愛情を感じました。
夫の実家では目に入るものすべてが新鮮なようで、衝動がとても強いけんとは気になるものを発見しながら家の中を走り回りました。とてもマイペースで天然なお義母さん。普段、大人だけの生活をされているので、手の届く位置にハサミ、カッター、花瓶、ダンベルや割れ物があり、しかもこの帰省時、たまたまエアコンが壊れていたそうで、大きなストーブが出ていました。「危ない、熱い」が理解できていなかった2人だったので、親が1人ずつに必ずついて、朝から夜まで家の中を追いかけまわしていたらヘトヘトに。結局、持っていったオモチャではほとんど遊びませんでした。