子育て情報『ASD息子、「楽しい勉強しかしたくない」高2進路相談で爆弾発言!担任の先生が考えた作戦とは…?大学選びの過程も公開』

2022年2月9日 06:15

ASD息子、「楽しい勉強しかしたくない」高2進路相談で爆弾発言!担任の先生が考えた作戦とは…?大学選びの過程も公開


進路指導は高校2年生から

わが家のASDのある息子タケルは、大分市の私立の中高一貫校に通っていました。その学校を選んだのは、進学指導について実績があったことと、少人数制で先生方の面倒見がいいという評判があったためです。実際に通ってみると、1クラスしかないので、とても静かだったこと、ずっとクラス替えがなく人間関係の変化が少なかったことなどが大変良かったなと思いました。

本格的な進路の指導は、高校2年生のときに受けました。タケルの目標は、子どものころから「生き物ハカセ」になること。希望の学部は理学部となります。

2年生の2学期の三者面談の資料とするため、夏休み前に「希望の学部が決まっている人は、大学名も書いてください」と書かれたプリントをもらったのですが…。

ASD息子、「楽しい勉強しかしたくない」高2進路相談で爆弾発言!担任の先生が考えた作戦とは…?大学選びの過程も公開の画像

Upload By 寺島ヒロ

大学のレベルとか評判みたいなことは私たちにはよく分からないので、オープンスクールに行って障害のある学生への支援の様子を見て決めよう!ということにしました。
なお、プリントはいったん白紙のまま提出しました。

オープンスクールとは、大学がキャンパスを高校生などに開放し、学校の様子やカリキュラムを知ってもらうために開くイベント。大体、夏休みから秋ごろにかけて開催されます。

いざオープンスクールに行こうと、インターネットで調べてみると、理学部はあちこちの大学にあるけれど、基礎研究をやる生物学科となると実はそう多くないことが分かりました。

生命学科、生物化学科、生物環境科…などは、タケルに言わせると似てるけど微妙に違うのだそうです。

とりあえず、タケルの興味のありそうな研究をしている6校に絞り、順番に回っていくことにしました。

が、結局は6校も行くことはなく、2校目にオープンスクールに行った公立の学校をタケルは気に入り「ここを受けたい!」「浪人してもいい!」と、いうことになりました。

なったのですが…


苦手科目を克服しないと…!

さて志望校も決まり、意気揚々と挑んだ2学期の三者面談。


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発達障害のある子どもの場合、興味のない教科は極端にできないということは「あるある」ですが、タケルも例にもれず、英語だけが極端に苦手だったのです。

先生によれば、数学など問題数の少ない教科は、例えば4問しか出ない場合、2問見たことのない問題が出ると50%しか点が取れないことになる。

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